上の方にはマネージャーが話してくれて
無事通ったらしく
後日メンバーとスタッフで
軽い打ち合わせが行われた。
他のメンバーの相手役は
練習生からの選抜で
僕は特別スカウトということで
とりあえずは決まった。
僕に彼女がいることは
メンバー全員が知っているけど
実際に彼女を見たのは
マンネたちだけだ。
だからだと思うけど
マンネたちは
モヨナが出演するかもと聞いて
騒いでいた。
「やっぱり可愛かったもんな~
あ、ヒョン。
もしそのまま芸能界に入ったらどうする?」
ジミンが肘ではやすようにつついてきたけど
僕は何と答えたら良いか分からなかった。
すると僕のマネージャーは
「もうとっくに俺がスカウトしてるんだけど
断られてさ~
今回ホソギの相手役を頼んだら
OKしてくれたんだよ~」
そう暴露するから
メンバーたちからは歓声が上がった。
「ヒョンさすが!」
僕は恥ずかしく思ったけど
照れ隠しに
「おぉまぁな」
と威張ったポーズをとって
メンバーの笑いをとった。
詳しい内容に関しては
モヨンちゃん含む
全員が揃った時にすることになって
打ち合わせは終わった。