その後は
ハンバーガーに手こずってるのを
彼に笑われながら
他愛もない会話をしながら
ゆっくりとランチタイムを過ごした。
ごはんを食べ終わると
お互い特に寄りたい所もなかったので
真っ直ぐ家に帰る。
何となしに2人でソファに座って
最初はテレビを見ていたけど
彼が眠そうな顔をしていることに気づいて
「私のベッドで寝てきな。
起こしてあげるから」
と声を掛けた。
やっぱり彼は疲れている···
だからゆっくり休んで欲しい。
なのに
「ここで寝る」
彼はそう言って
ソファに沈んだ。
仕方がないので
私はベッドから薄掛を持ってくると
彼に掛けてあげた。
彼はスヤスヤと寝始めて
暇になった私は
彼の寝顔を見つめていた。