僕は彼女と付き合ったことを
母に報告していなかったので


彼女を連れて実家へ行った。














母は姉同様



彼女のことが
ちょっと異常なくらい好きだったので








報告したら案の定
煩いくらいに喜んでいた。










「ホソクのことよろしくね!」








彼女は母の言葉に








「私がいつも
ホソクさんにお世話になってます。
ご迷惑にならないよう、気を付けます!」







と頭を下げたので


母は驚いていた。








「何言ってんの?
ホソクにこんな可愛い彼女が出来て
母さんはホントに安心したし
嬉しいのに~。
沢山迷惑なんてかけていいのよ?
もう可愛いからなんだって許すわよ~」







僕は母のデレぶりに少し呆れたけど


彼女と母の関係性にホッとしたのも事実だ。















「ほらほら、ゆっくり出来る時は
2人でゆっくりして。
母さんはちょっと買い物行ってくるから
家よろしくね~」







気を遣ってなのか
何なのか分かんないけど

 
 



母が出掛けてしまったので







僕は彼女を連れて自室へ行った。