「なぁ……
さっきのナンパ男は今日だけか?
あんな風にされたの」






彼は今日私がナンパにあった男のことを
気にしてくれているようだった。







「前もあった……」


「お前の担当?」


「タイミング次第かな……。
でもあの人…
私がいいって注文してくるって
同僚が言ってた……」


「そっか……。
他のヤツは知ってんの?
お前がああいう風に言い寄られてるって…」


「知らないと思う。
言ってないから…」


「なんで言わねぇの?
嫌じゃねぇのかよ」


「嫌だけど……
でもお客さんだから言いにくい……」









こんなこと
人に話すの初めてだなぁ……









「じゃあまず店長に
そういうお客さんがいて
ちょっと怖いですってくらいは
言ってもいいんじゃね?」

「…………そうだね……」








心配してくれてるんだ……


意外と優しいんだなぁ……








何か行動起こした方がいいのかな……








彼のアドバイスを聞いて


今まで''仕方ない''で片付けていたことを
少し考え始めた。



















生活があまりにも違うだろうし
話が合わないんじゃないかと心配だったけど



彼は私の生活に興味を持ってくれて


色々と話を聞いてくれた。








私はそれに調子に乗ってしまったんだろう。



どうやら結構お酒を飲んでしまったようで……
























気づいたら朝だった。




私は昨夜の格好のままベッドに寝ていて





「頭いた………」




頭がガンガンした。