しかも私の心配をしてくれた。
こんなことを言っても
反応に困るだろうなと思いつつ
一応聞かれたことにちゃんと返した。
ホソクさんが悪い訳じゃないのに
謝ってくるのが申し訳なくて
彼らに迷惑をかけてるぺンの行動に
私は謝罪した。
本人に直々に謝ることができる機会を得た
ぺンとしての私の使命だと思ったから……。
でもホソクさんは
ホントに天使のような人で
彼らの大変な移動時間も詰めかけて
見ようとしている
こんな私のことを気遣ってくれた。
それがなんだかすごく申し訳なくて
過酷な生活を送っている
彼自身の事だけを心配して欲しくて
そう返した。
私なんかより
人間性が出来上がっている彼らを尊敬し
私みたいな下界の人間は
彼らを見られるだけで相当な幸せだ。
私はこれ以上何も求める気もなかった。
彼らは私を救ってくれた
私の天使だから。
存在だけでありがたかった。





