翌日
私はスンギさんへ連絡を入れた。
彼から返事が来たのは
その日の遅い時間だった。
私は申し訳なく思った。
元々同様の仕事をしていたからこそ分かる
急な繁忙期。
そんな時に、ごめんなさいなんて…
言う気にもなれない。
彼の状況を聞いて
気が引けてしまって
そう送った。
でも
彼は会いたいと言ってくれた。
私に会ったことで
反って気分害してしまいそうだと
心配にはなってしまうけど
こうなってしまうと断れない。
約束をこぎつけてから
どうしようどうしようと考える。
スンギさんはすごく良い人であるからこそ
余計に罪悪感がある。
でも
私と早く関わりを絶った方が
彼も沢山の女性からのアタックを
受けられるかもしれない。
彼の為にも
早くけじめをつけないと………。
考え事をしている矢先
そう返信すると
テヒョンくんからは次々に通知が来る。
メンバーに知られたことを聞いて
すごく恥ずかしく思った。
みんなには会いたいけど
どんな顔して行ったらいいのか…
会いに行くのは
さすがに恥ずかしいなぁと思った。
そうは言いつつも
会いに行った自分を想像すると
身震いせざるを得なかった。












