それから1週間の間は





テヒョンくんとスンギさんと
LINEでやりとりを続けながら


バイトを探す日々を過ごした。












私は自分のこれまでを振り返って
人と関わる仕事が良いだろうと思い
販売の仕事を探してみた。








そして
一経験として良いかなと思って
弁当屋さんでバイトをすることを決めた。









それを
テヒョンくんとスンギさんに伝えると
2人共祝福してくれた。










テヒョンくんからは







とLINEが来た。








もう定番化している
私の家で会う約束。




私も部屋を片付けておく癖がついてきた。














スンギさんからは








デートのお誘いをもらった。







私はお誘いに乗って
会う日程も決めた。
















それから2日後。





突然テヒョンくんから電話が掛かってきた。













「もしもしヌナ?
今日の夜さ、空いてる?」



「え?もう韓国いるの?」



「うん。実はさ、昨日帰ってきてたんだ。
帰っていきなりバタバタだったから
ヌナには言えなかった。ごめん」



「あ、そうだったんだ~。
いいよ、来ても」



「ホント?やった~
ごはんも食べたいなぁ~」






私はふふっと笑って






「いいよ」


と答えた。









「じゃ、後で連絡するね?
それまで元気で居てね?」



「はいは~い」








私は半分笑いながら答えて
電話を切った。