テヒョンくんとやりとりを終えた頃
スンギさんからも返信が来た。
まだ私には猶予があるはず。
いずれどちらかに
決めなきゃいけないのだから
行ってみないと始まらない。
私は土曜日に彼とランチに行くことにした。
スンギさんと会う土曜日までの間
テヒョンくんからは
毎日のように連絡が来た。
差し入れが美味しかったとか
ダンスを間違えてホソクくんに怒られたとか
そんな他愛もない話。
でもそんな彼と日常を共有できるのは
嬉しかった。
そして土曜日。
スンギさんとは駅で待ち合わせをした。
「あ!○○さん!」
彼は背が高くスラッとしていて
人混みの中でも目立っていた。
私は彼に連れられて
駅近くの素敵なレストランへやってきた。
見るからに女子力が高い感じ。
背筋が伸びるようだった。
中に入ると
女性客とカップルで席は大方埋まっていた。
でもスンギさんは
予約をしていてくれたようで
すんなり中に入ることができた。
出来る男は違うな……
そう感心しているうちに
メニューを目の前に置かれて
ハッ とした。
メニューが多くて
しかもどんな料理か分からないのばかり。
バカだとバレたくないと
変に背伸びをしてしまって
分かるフリをして
適当に料理を頼んだ。
食べれないものだったらどうしようと
内心ビクビクしてたけど
運ばれてきた料理は
見た目も味も良くて
とても気分が良くなった。

