ある日の早朝のカフェでのこと。 







フロアの掃除をしてる時に
ナムジュンさんとまたお喋りしていたら








「If you don't mind, 
shall we talk outside of here?」
(もし良かったら、外で話しませんか?)







嬉しいことにナムジュンさんが
デートに誘ってくれたのだ。








「Is it mean out of my part-time job?」
(バイト外でってことですか?)




「Yes」
(はい)




「Ah~…OK」
(あ……いいですよ)







あ……いいですよ……なんて

クールに装ったけど







内心はものすごい嬉しかった。









「Thank you. This is my ID」
(ありがとうございます。これ僕のIDなんで)




「Is this LINE?」
(これはLINEのIDですか?)




「Yes. I hear Japanese often use LINE than Cacao」
(LINEです。日本人はカカオトークより
LINEが主流だってよく聞くんで)




「Oh you know?That's right.
Thank you for giving.
I'll send you messages after work」
(あ、知ってるんですね。そうなんですよ。
IDありがとうございます。
仕事終わったらLINE送りますね)




「OK. I'll wait」
(分かりました。待ってます)








彼はLINEのIDが書かれた紙を私にくれて



そのままスマートに
カフェを去って行った。












あぁ……カッコいい………。