「確かにヌナは…
体は小さいし
歌も聞いたことないけど…

年上なのに
年下みたいに可愛らしいし
すごく礼儀正しいし…。

理想なんて話しましたけど
結局は好きになった人なんですよね。

僕はたぶん…
初めてサイン会で会った時から
ヌナの事、ずっと好きです」












彼女は、僕の突然の大告白に
何も答えられずにいる。







僕もこんなに上手く
日本語が出るとは思わなかった。

















「考えててもらえますか?
急だからビックリしましたよね……

今日言うつもりじゃなかったんですけど
ヌナが可愛かったからつい…。

だから………考えててください」









僕は彼女の手にまたぎゅっと力を入れた。
















「は…  はい…」












彼女は再び握られている手に目をやる。










僕はハッとした。










「もしかして…痛かったですか…?」







僕がつい力んでしまった手の力を緩めると







彼女は
 


「いや…そんなんじゃなくて…
あの…ずっと手を…」



ドギマギしていた。









「あ、そういうことですか。

小さくて可愛い手だなぁって
サイン会の時から思ってたんですよ」









彼女は頬を染めて









「ジョングクさんが…
大きいだけですよ…」

と呟いた。










僕は彼女の手が好きで
気づいたらずっと握っていたけど







まだ返事ももらってないし…


 





仕方なく解放してあげた。
















「あ…あああの…
随分長居してしまったので…

そろそろ帰ります!」








彼女はサッと立ち上がり




逃げるようにして部屋から出て行った。