「…何?」


私はいつものように冷たく彼に言い放った。




彼は



「寒い…」



そう言って

私の腕を引っ張り

自分の方へ引き寄せた。






久々の彼は相変わらず色白で

ちょっと逞しくて

やっぱりズルい…

そう思った。






「寒いなら脱いで寝なきゃいいでしょ」


私は彼の腕の中で冷たい言葉を吐いた。






「脱いだ方が人肌気持ちいいだろ…」



彼は寝起きの掠れた声で

私の耳元で

そんな柄でもないことを言う。






「人肌なんて、どうでもいいくせに…」



私はそんな小言を呟いた。






「どうでも良くないから…ここにいるんだろ」


ユンギはまた柄でもない事を言う。






「なにそれ…」



私は呆れたように
そう呟いた。



でも
彼が恋しくて

離れようとはしなかった。











「なぁ…お前……痩せた?」



彼は私を抱き締めたまま
突然そんなことを言ってくる。




「痩せてない」


「そうか?腰周り…痩せた気がするけど」


「しばらく会ってないから
そんな気がするだけだよ」



自分で言っててなんだか悲しくなってきた。





すると彼はあろうことか突然
私の服をペロっとめくってきた。





私は突然の事に慌てた。




「ちょっと!!!」


「やっぱ痩せたって。
ちゃんと飯食ってるか?」



なんだろう急にそんなこと言って…

私は今日のユンギをすごく奇妙に感じた。






「食べてるよ。ユンギこそ…
いつも…テキトーじゃん」

「俺はみんなに見張られてるから大丈夫だよ」


そんな事言ってるけど
ダイエットしなきゃいけなかったり
色々と負荷がかかってることを
私は知っているから

ユンギのその台詞は余計に私を心配させた。