こないだの三輪さんの帰りしな、
足が疲れていたこともあって
スーパー銭湯(奈良健康ランド)に
寄って帰ろうと思いました
来た道とは反対側に走っていきますと、
『石上神宮』の看板が見えました
手が勝手に、ウインカーを『右』って
出して、スーっと神社に立ち寄りました。
ごく自然に……
温泉はあとでいいわ!
石上神宮です
『いそのかみ じんぐう』と読みます!
すっきりとした空気を感じます
へぇ……ここの神社さんは、
こういう感じやったんですね
なんていうか、、
アホで文才ないから上手く言えないけど
ピーンとした厳しめの
整頓された感じがします。
入ったらアカン結界内で
ウロウロしてるの見て、
笑ってしまいました自由やぁ
そして、それを写真に撮っている
お兄さん(笑)(笑)
そして、それをまた写真に撮ってる私
どちら様がたを引き連れて
こちらに歩いてこられます
何かが終わったところなのかな?
あの赤いところが本殿かな
行ってみよう
誰もいません。
ザッザッと玉砂利の音が響きます。
始めましての神様に、自己紹介と
ここへ来れた御礼を言いました
祝詞もしっかり声を出して唱えました
あぁ……気持ちいいです…神さま
帰ろうと振り向くと、授与所が
よく考えたらメイン神さまの所なんやから
授与所ありますよねぇ…。
気付かんとかどんだけまっしぐらやねん
巫女さん1人こっち見てます
いやん(/-\*)誰もいてない思ってた。。
なんか急に恥ずかしくなりますエヘ
でも、ご朱印もらうからキリッ
その授与所に向かいました
巫女さん、ニコニコされながらも寒そうで
声がちょっとガクブルです。
わかる~
もう数十年前のことやから言いますが…
実はね~昔、生國魂神社で巫女さんを
少しやってた時期がありました
今みたいに高機能なヒートテックとか
そんなぬくぬく肌着なかったので、
冬は寒かった思い出があります
当時の私は、まだ子供みたいなもん
でしたし、お大師さま以外の神仏に
まったく興味なしでした。
でも、友だちのおじいちゃんから
『ちょっとやって欲しいねんけどな、
巫女さんやねんけどな~。』と
どういう御縁でか、声をかけて頂き
なぜか巫女さんやってました
家で、『寒いから巫女さんやめるぅ』と
生ぬるいことを言っていたら、
おばあちゃんに
『アホなこと言いな
巫女さんなんか、やらせて欲しいと
どんだけ思ってても、なかなか
向こうからそんな話けーへんもんやで。
有難い思って務めなあかんやろ 』
私
『ちゃうちゃう。
あそこのおじいちゃんが、
人が足りないから…(うんぬん)』
おばあちゃん
『そういう事じゃなくてー。なっ、
話が回って来ないもんや、と
因縁のことを言うてるんやで。』
私
『………?? (意味がわからない)』
タイムスリップできたとして、
その場に行けたとしたら
当時の若すぎた自分自身に
熱弁したい
話がそれました。
で、巫女さんから頂いた由緒書きに
目を通しますと、こちらは本殿じゃなく
拝殿でこの奥に禁足地がある様です。
そこに石上大神さまが鎮まられています。
御祭神は、
布都御魂大神
平国之剣に宿る神さま
布留御魂大神
十種の神宝に宿る神さま
布都斯魂大神
十握剣宿る神さま
※十握剣というのは、スサノオの神が
ヤマタノオロチをやっつけたあの剣
1874年の禁足地の発掘で、
宝刀や勾玉などの神宝が数多く
出てきているそうです
神宮の前の山にお祀りされていた
4柱の神さまが、お社の老朽化で
こちらに移ってこられています
配祀
宇麻志麻治命
五十瓊敷命
白河天皇
市川臣命
神宮号を伊勢神宮と同じく一番古く
称しており、非常~~ぉぉぉに
歴史の古い神社であります
国宝や重要文化財になっている
社宝がたくさんある中で、
私のお気に入りはこれ
七支刀
この七支刀は、神功皇后さまが
百済から献上されたとみえる
七枝刀(ななつさやのたち)だろうと
考えられているんですスゲー
本殿の向かい側には、
摂社がありました
出雲建雄神さま、始めまして
なんと……
草薙の剣の御霊
横は猿田彦さまではないかと伝わります。
そのまま石垣のなかを歩いて、
左側の神様にご挨拶
上から来たから、ご祭神さまが
誰かわからない
でもすっごぃ気持ちいい
赤いリュックの女性は、ずっとここに
ただただ立っておられます
私と同じ気持ちで気持ちいいのかな
手を合わせてご挨拶を済ませて、
石段を降りてご祭神さまのお名前を
確認しました。
高皇産霊神
神皇産霊神
どーりで・・・神様の波動すごいはず
もう一度、石段のぼって神様の前に
そのまま石段を降りて、拝殿の向こうへと
続く道があったので歩いてみたよ
えぇ~
ここ、山の辺の道やったん
三輪のえべっさんのおじちゃんに私
『また今度歩いてみたいと思います』って
いつかの夢みたいな言い方しましたが、
当日に歩くことになりました
しかも気付かんと歩いてたよ(笑)(笑)
このままでは奈良まで行ってしまうので、
Uターン引き返します。
先ほどの高皇産霊神さま所におられた
赤いリュックの女性が、まだ同じ場所で
神様の気持ち良い波動を浴びてました(笑)
御神鶏として、大切にされている鶏たちが
30羽ほど放されています
みんな寒そうに机の下で体を寄せ合って
※無理やり繋げたのでガタガタでごめんなさい!
古墳時代の初期には、すでに作られていた
記録があるめちゃ古い道
(赤いやつが山の辺の道です。)
ふらっと立ち寄った神社さん。
ちょっと凄すぎる神社さんでしたから、
今度また朝からゆっくりお参りしたいな
結局、ゆっくり石上神社さんで癒されて
すっかり夕方になってしまったから
奈良健康ランドには行けなかったけど(笑)
石上大神さまご挨拶させて貰って
ありがとうございました
お友だちの皆さん
いつも読んでくれてほんとにありがとう
神仏ってありがたいね優しいね
皆さまとのご縁をありがとう
石上神宮
〒632-0014 奈良県天理市布留町384
0743-62-0900
※おまけ
効きそうな薬湯買って帰ったよ