新装版 毎日が冒険/高橋 歩

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初めて読みました。高橋歩。
カウボーイになりたいと、無計画にアメリカ西部に行ったり
無一文、未経験、友達にキャッシングまでさせて、バーを始めたり
インド旅行でサイババに突撃訪問したら、実際に会えちゃったり
ノリで会社まで作って、取締役になるも、またゼロから違うことをはじめたり
そんな男の自伝。

…正直、こんな生き方は無理です。リスク度外視、とりあえずやってやろう。
そんな彼はバンジージャンプという名の20メートルの崖から川に飛び込んだりまでします。

でも共感したことがひとつだけ。
彼は選んだ道を、是が非でも正解にさせようと、死ぬ気でやっている。
後先考えない行動だから当然失敗するが、
試行錯誤で「なにくそー」って成功するまでやり続ける。

うん、多分そのハングリーさが俺には足らないんやろうな。
成功する人の共通点のひとつにむちゃくちゃなハングリーさがあると思う。
絶対に成し遂げるんだという強い意志。断固たる決意。揺るがない想い。
くっさぁーーーい言葉ですが、それを風潮するような大人にはなりたくない。

やりたいこともできず、タスクに追われ、旧友とは昔話しかできず、
「現実は甘くないね。夢はかなわないからこそ夢であるんだよ」って苦笑し、
結婚とか老後とか安定な生活を追い求めるばかりに、本当にやりたいことをやるような
攻めの人生も送れず、毎日ルーティンを繰り返し、空も見なくなる。
帰りの電車を疲弊仕切った顔で帰り、「金があれば、時間があれば、俺だって」が口癖になり、
あっちでほめて、こっちでけなす二重人格者になり、小遣い範囲の夢しか描くなくなり、
自分の夢だけかなわないのが嫌だからと、他人の夢まで鼻で笑うようになり、
風俗やらセクハラで周りにストレスと迷惑をかけまくり、女らしさが消失したくじらのような
奥さんに尻にしかれ、息子に「俺だって昔は…」と過去の栄光をふりかざす。

そんな人生嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなカスのような人生送るくらいなら死んだほうがましだぁーーーーーー
というわけで明日からまた死ぬ気弾ですな。

最近、ほんまにこれまでめぐりあったいろんな言葉に助けられる。
『お前はお前でちょうどいい』
『死ぬ最期の一瞬まで本気で生きろ』
『ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん』
『命までとられるわけじゃない、だが後悔だけはするな』
『俺たちは強い』
『人生はどの道が正解かではなく、選んだ道を正解にするものだ』
『自分のほしいものは自分でつかめ』
『何もしないでやってくる明日なら僕はいらない』
『自らリスクを背負え、変化を楽しめ』
『諦めたらそこで試合終了ですよ』

安西先生・・・・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
さて次の日曜は人生初のミュージカルや。それまで死ぬ気でいくぜぇー。