貼り付けが禁止されていて非常に遺憾です。
情熱大陸 動画 「医師 川原尚行(かわはらなおゆき)」TV小僧

最近、時間があるとTV小僧というサイトで情熱大陸やプロフェッショナル仕事の流儀を見ている。
自分にとってはユンケルみたいなもので、とても元気になる。
今日はそんな中でかっこいいおっちゃんの紹介。

川原氏は外務省での地位(=年収1700万)を捨て
今は年収100万以下で家族を日本に残し、一人スーダンで医療活動に取り組んでいる。
ブログもあるのでぜひご覧あれ。

彼が言うには
「日本の外務官では限界がある。」
「この惨状を見てしまったからここにいる。」
と笑い飛ばしながら日々水道も電気もない村で診察をしている。

スーダンは450もの民族がおり、その偏見・差別はどうしようもないほど根深い。
2003年にダルフール紛争勃発、2008年までに死者30万、難民200万。

ってどーなってんの。同じ人間なのにどうして?
宗教の対立とかで戦争を起こす意義すらいまだに理解をしていないだめな僕。
そういう感覚を若いうちに身につけたいな。

話を戻して…内容を見て思ったこと。

互いをリスペクトできるようにする教育こそが必要なのかなと。
川原さんは医療だけでなく、教育、公共施設を含めたインフラを村に引き起こし、
村から町へ。民族が自立していくための種をいっぱい蒔いていた。
その最初の種が子供たちに対する教育。

厳格なムスリムになることはそれはそれでとてもすばらしいこと。
ただ他民族には他民族が信仰する神があり、倫理観がある。
それを受け入れずとも、認め合えなければ、悲しみはなくならない。

川原さんは医療という視点から、認め合える町づくりをしようとしていた。

実際に一人でできることは村ひとつを救うことなのかもしれないけど
その人のおかげで村が町になり、そこに暮らす人々の自立の助けになる人生もいいと思う。

どんな人生を歩むかわからんけど、
少しでも貧困にあえいでる人たちのための何かができればいいなと思う。