チャートを学ぶ上で、基本中の基本がローソク足です。


ローソク足を書く際の決まりごとは4つです。


(1)終値が始値より高いか安いかを見極める。
(2)終値が始値より高い場合は陽線となり、白(または赤)でボックスを描く。
(3)終値が始値より安い場合は陰線となり、黒(または青)でボックスを描く。
(4)高値、安値は、ボックスからはみ出した水準まで線を引く(ヒゲと呼びます。)。

この4つの決まりごとを理解すれば、ローソク足を書くことができます。


「日経先物ミニ BTF投資術」


結果的に、以下のパターンに集約できます。


ローソク足を見る際に、重要なことがあります。

それは、「引け」にかけて、どうい動きをしたか。ということ。

ローソク足で、直近の動きを予想する際に、
引けにかけての動きを持続することが多いからです。


この12本のローソクの中で、引けにかけて、上昇したといえるのは、

1、7、8、9の4つです。

この4つのローソクが出た場合、
一般的には、その後の相場は強いであろうと、判断できます。


逆に引けにかけて下がったのは、

2、4、5、6の4つ。

このローソクが出現した場合は、
「その後も下がる可能性が高い」と判断します。


3に関しては値段が1つしかないため、
動きずらい局面もしくは薄商いということになります。


10、11、12については、ローソク足だけでは、
引けにかけての動きはわからないので、
強弱を推測はできませんが、方向感に迷いがある状態というのは判断できます。


基本中の基本ですが、1本のローソク足から、
その日(その週)の相場がどんな展開であったかをイメージできることが、
とても大切になります。


今後説明をしていく、いくつかのチャート・テクニカル分析では、
このイメージが必要になるので、ぜひ、イメトレをしておいてくださいね!

「日経先物ミニ BTF投資術」


短期売買をする場合、
最初はマーケットが比較的平穏なときにエントリーをしましょう。


大きな指標の発表の前後は避けるべきです。


さて、エントリーする場合に見るテクニカル指標ですが、
まず、複数のスパンのチャートを見て、トレンドを掴みます。


例えば、1分足を主として使う場合でも、
5分足、1時間足等、いくつかのチャートを見ておきます。


複数のタイムレンジのチャート見ることにより、
全体をイメージできるからです。


実際にトレーディングをする際に、
1分足で買いシグナルだと思っても、
5分足と時間足では、典型的に売りシグナルを示していることもあります。


「1分足で買いシグナルが出ていても、
他で売りシグナルが出ている場合は、エントリーしない」

という意味ではありません。


すべての指標が同じシグナルを示すことは、まずありませんから。


しかし、不安要因の少ない取引をしたいものです。


また、1種類のテクニカル分析手法に依存してはいけません。


どうしても、好きなテクニカル分析に偏りがちですが、
複数のテクニカル分析を見ることにより、
「どういう相場のときは、どの指標が適している」
ということ体感することが重要です。


漠然とトレーディングをするのではなく、
複数の種類のテクニカル分析と複数のスパンで判断するクセをつけることにより、
あなたの相場観というものが磨かれていきます。


経験が、分析する能力を高め、判断力を高めるのです。

テクニカル分析では、学ぶことも重要ですが、
感じることの重要性も忘れないでくださいね。


「日経先物ミニ BTF投資術」



FXのリスク part3 ネットワークのリスク


FXは一般的に、インターネットを利用します。


また、FX会社とカバー先とは、
やはり通信回線を使っています。


こういったIT・情報通信の技術の進歩とともに広がってきたFXですが、
この情報通信の部分でのリスクというのがあります。


まず、あなたのパソコンです。


あなたのパソコンがトラブルに見舞われたとき、
あなたはFXができなくなります。


インターネット回線が不調であった時も、同様です。


さらに、FX会社のサーバーが不調の場合
、FX会社からカバー先への通信回線にトラブルがあった場合、
さらにカバー先のサーバーにトラブルがあった場合、
と、あなたの発注に対して、情報通信関連での関門がいくつもあります。


トラブルではなくても、
指標の発表時等で注文が殺到し負荷が増大、
注文の執行に時間を要したり、
表示レートにタイムラグが発生するといったことも多々あります。


あなただけでは回避できないトラブルもあるわけです。


こういった際、あなたが注文を執行できずに
損失を出すこともあります。


FX会社に補償を求めたくなることもあるかもしれません。


しかし、FX会社は、補償に応じません。


あなたが口座開設の際に、
FX会社から提示された約款には、
通信上のトラブルがあっても補償しないと書いてあります。


頻発すれば、金融庁はFX会社に注意を促すことはありますが、
補償に応じることは滅多になく、
結果的に、投資家であるあなたのリスクになります。


ネットワーク関連のリスクについては、
あなたがすべてのリスクを負うことになるかもしれません。


しかし、そのリスクを軽減する方法もあります。


例えば、パソコン以外の発注方法を把握しておくこと。


ケータイ電話での取引方法、電話注文の方法等です。


また、複数のFX会社との口座を確保すること。


1社がダメであっても、他社では、取引ができる場合もあります。


完全にリスクをなくすことはできませんが、
多少でもリスク軽減策を用意しておく必要があります。


また、当然のことですが、
常に自分のポジションを把握するクセもつけておきましょう!

「日経先物ミニ BTF投資術」