YKさんの話① サパーン・タクシン | btf20102のブログ

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YKさんは自動車修理工場を経営する社長さんです。


私の会社もいろいろお世話になっています。


YKさんは大変忙しいのでかなかな時間が取れません。


そんなYKさんに、無理に頼んで、二回運び屋になってもらった事があります。


最初に一緒にタイに行った時は、『少数民族の村で精霊降ろしに参加させてもらう』と言う幸運に恵まれました。(タイ編【精霊降ろし】 参照)


二回目の時は、YKさんは奥さん同伴の旅行でした。


YKさん夫妻・友人のEKさん夫妻の四人で、フリープランのパックツァーを利用して、私達より先にバンコクへ行きました。


私はSS君と二人で、YKさん達より二日遅れて、バンコクに行きました。


TKさん達のホテルは、チャルンクルン通りにあるパックツァー指定のホテルです。


一方、私達は、すっかりお馴染みになった例のフロントのオッチャンがいる、マンダリン・ホテルを予約しました。


マンダリン・ホテルから、YKさん達のホテルまでは結構距離があります。


YKさん御一行には、施設の子供達へのプレゼントの荷物を預けています。


YKさん達は、明日、ツアー主催の市内観光に出かけるので、今日のうちに荷物を受け取りに行かなければなりません。


ワンボックスカーをチャーターして、YKさん達のホテルへ行きました。



荷物を受け取った後、YKさんがバンコクに来てからの事を話しました。


YKさん『いやー、おうじょうしましたばい。着いた日の晩、タクシーに騙されて、違うとこさん、連れていかるーでつ、したとです。(いやー、大変でした。着いた日の晩、タクシーに騙されて、違う所へ連れて行かれそうになったのです。)』


私『どげんしたつの?(どうしたのですか?)』


YKさん『晩メシでん、食おうち思うて、タクシーに乗ったら、どんどん、とぜんなか所さん、連れて行くじゃんの。そのうち、だーれんおらん工事現場のごたる所さん、連れて行かれたとですよ。そりけん、えーすなって、そこでタクシーば降りたばってん、又、だまさるるとでけんけん、。四人で歩いて、急いでもと来た方さん、戻ったとです。大分歩いてから、ようよ、屋台の灯りのごたるとが見えた時は、ホッとして、しゃがみこもうごたったですよ(夕食でも食べようと思ってタクシーに乗ったら、どんどん寂しい所へ連れて行くではありませんか。そのうち、誰もいない工事現場のような所へ連れて行かれました。だから、怖くなって、そこでタクシーを降りたのですが、又、騙されるといけないから、四人で歩いて、急いでもと来た方へ戻ったのです。大分歩いてから、やっ、屋台の灯りのようなものが見えた時は、ホッとして座り込みたかったですよ。)』


私『そりゃー、おおごとやったの。ばってん、どこさん行くつもりで、タクシーに乗ったとの?(それは大変でしたね。でも、どこに行くつもりでタクシーに乗ったのですか?)』


YKさん『タクシーで、タクシン駅まで行って、そっからBTSに乗って、サラディーン駅まで、行くつもりやったとです(タクシーでタクシン駅まで行って、そこからBTSに乗って、サラディーン駅まで行くつもりでした。)』


私『タクシーに乗った時、運転手に、なんち言うたつの?(タクシーに乗った時、運転手に何といいましたか?)』


YKさん『俺は、タイ語はしゃべりきらんけん、サパーン・タクシンち、駅の名前だけ、言うたとです。 (私はタイ語をしゃべれないので、サパーン・タクシンと、駅の名前だけ言いました。)』


私『サパーン・タクシンちだけ、言うたつの?(サパーン・タクシンとだけ、行ったのですか。)』


TKさん『そうっさい。他に何ち言うて良かか、分からんもん。(そうですよ。他に何と言えばいいか分かりませんから。)』


私『そん時、運転手が、どっちさん行くとか、聞かんじゃったの?(その時、運転手がどっちへ行くのか聞きませんでしたか?)』


YKさん『そげなこつ言うたっちゃ、言葉の分からんけん、何ば言よらすか、いっちょん分からんじゃったとです。なんか、「タクシン、タクシン」ち、ようらすとは、わかったけん、「OK、OK」ち、答えたとですよ。(そんな事をいっても、言葉が分からないから、何と言っているのか全然分かりませんでした。何か、「タクシン、タクシン」と言っているのは分かったので、「OK、OK」と答えました。)


なるほど、無理もありません。


タクシーの運転手は、サパーン・タクシンと聞いて『タクシン駅に行きますか?それともタクシン橋に行きますか?』と、聞いたはずです。


そして、運転手が『タクシン橋のほうですか?』と聞いた時、YKさんが『OK』と答えたのでしょう。


私『そりゃあ、YKさん、あんたん方が悪かばい。サパーン・タクシンちゃあ、タクシン橋のこつばい。今、タクシン橋は、工事ばしよらすごたるけん、運転手は、そこんにきに、連れて行ったとじゃろう。騙されたつじゃあなかごたるばい。BTSの駅に行こごたるなら、BTSサパーンタクシンステーションち、言わんと、運転手には、通じんめー。(それは、YKさん、あなたの方が悪いですよ。サパーン・タクシンとは、タクシン橋の事です。今、タクシン橋は工事をしているから、運転手はそのあたりに連れて行ったのでしょう。騙されたのではないようですよ。BTSの駅へ行きたかったら、BTSサパーン・タクシンステーションと言わなければ、運転手には通じないでしょう。)』


YKさん『そげんこつちゃあ、いっちょん、知らんもんで。(そんな事とは、少しも、知りませんから。)』


私『そりばってん、よーホテルまで歩いて帰って来られたの。ふの良かったつばい。(それにしても、よく、ホテルまで歩いて帰って来られましたね。運が良かったのですよ。)』


さらに私『ばってん、なしけんタクシン駅までタクシーで行って、そこから、BTSに乗りかゆでつしたとの? どうせなら、そんまま、タクシーでサラディーンまで、行きゃ良かったつに。そしたら、タクシーの運転手も間違わんじゃったろう。(しかし、なぜタクシン駅までタクシーで行って、そこからBTSに乗り換えようとしたのですか?どうせなら、そのままサラディーンまで、タクシーで行けば良かったのに。そしたら、タクシーの運転手も、間違えなかったでしょう。)


YKさん『BTSに乗り換えた方が、安かろーもん。(BTSに乗り換えた方が、安いでしょう。)』


私『ぞーたんのごつ。タクシン駅から、サラディーン駅までの、四人分のBTS代で、ここからなら、タクシーでサラディーン駅まで行ったっちゃ、お釣りのくるばい。BTS代は一人いくらばってん、タクシー代は一台いくら、じゃろうが。(冗談ではありません。タクシン駅からサラディーン駅までの四人分のBTS代で、ここからなら、タクシーでサラディーン駅までいってもお釣りがきますよ。BTS代は一人いくらですが、タクシー代は一台いくらでしょうが。)』


YKさん『ほんなこつの。そこまでは、考えんじゃったばい。(本当ですね。そこまでは、考えませんでしたよ。)』



YKさんはバンコクはこれで二度目です。


今回は恋女房と親友夫妻を連れて来ています。


その人達はもちろんタイに来るのは初めてです。


奥さんの手前ちょっといい格好をしたいのでしょう。


バンコクは二度目で、まだ、勝手が分からないYKさんですが、一生懸命、同行の三人を案内しようと頑張っています。


なんとけなげな人ではありませんか。


しかし、YKさんの話(ボヤキ?)はこの後まだまだ続きます。



続く