こどもエコすまいは9月9日時点で93%となり、予想の8月末では無かったですが、もうすぐ終了します。今後の補正予算でこの制度が継続されるのか、暫く様子を見ましょう。

 

弊社のある東京都大田区では2現場同時に住宅の基礎工事が着工しています。前回紹介した大森東では、大森の歴史ある基礎業者「田政建設」による基礎工事が順調に進み無事終了しました。木造住宅でも、弊社では基礎工事での確認作業は職人さんは勿論、弊社も現場管理としてしっかりと行います。

 

 

前回から建物の基礎部分の立上りのコンクリートを作る為、型枠を設置

上から覗くと鉄筋とアンカーボルトホールダウンアンカーが見えます。アンカーボルトは基礎と土台を緊結するもの、

1本背の高いホールダウンアンカーは基礎・土台・柱を緊結するもの。ここでは、構造計算図面と木材のプレカット図面を確認しながら、位置・本数・埋込深さ・結束状況の確認を行います。

確認が終わると、先程の型枠内部にコンクリートを打設します。生コン車(アジテータ車両)から圧送車にコンクリートを送り、長いホースで遠くまでコンクリートを流し込むことが出来ます

 

職人さんも3名で作業。振動を与えながらコンクリートが隅々まで流れる様に

今回も、打設するコンクリートテストピースをとって4週間後のコンクリート強度が設計基準を満たすかどうかを試験場に持って行って貰い、現地ではコンクリートの硬さ(スランプ・スランプフロー)・コンクリートの温度・塩化物の量などをチェックします。

養生を終えて型枠を外すと基礎が完成

ホールダウンアンカーの傾きやコンクリートのジャンカの有無をチェックして、直ぐに土台を敷きこまずにしっかりと基礎コンクリートの養生期間を確保します。

給排水設備業者さんは、この段階で敷地周辺に雨水・雑排水の排水用の配管や、基礎床部分に給水給湯配管を行います。

配管は掃除口を適宜設けます。建物工事の最後の外構工事が終わるころに、高さに合わせて頭部をカットします。

 

今月末の上棟を予定している今回の家は、ZEH基準の省エネ性能と耐震等級3を取得。屋上の金属防水全構造体塗布の防蟻処理をベースに躯体をしっかり作り、4LDKの間取りでの家づくり。設計からコーディネート・施工管理までしっかりサポートして参ります。

大田区萩中でも、耐震等級3を取得した木造2階建ての基礎工事が、同じようなスケジュールで進んでいます。

 

営業設計現場管理:林