最近よくお金の話をするねー、と思いますが、その理由はここのブログで書いたように、60歳からの生活の選択肢を増やしたいという思いからです。

お金を運用しなくてはと思い、金融知識のまるでなかった自分が最初にやったことはいわゆるラップファンドというやつでした。手数料を払う代わりに自分の代わりに運用してね、というやつですね。

住宅ローンを借りている大手信託銀行に何も考えずラップファンドしてしまったのでした。

まあ、そこそこの成績で運用してくれたのですが、余りの信託報酬の高さにビビリ、解約。益が出ていたところだったので良かったと思います。

 

では何にしようかと考えて、当時話題になっていたロボアドバイザーものに挑戦しました。手数料が1%程度で、お任せできる。これは銀行のラップファンドに比べてなんと手数料が安いのだろうと思ったわけです。

その1%も高いという人がいますが、それは後に感想を書きます。

 

原則月々2万円、18年の8月にまとめて10万円と20年の9月にまとめて20万円を入れています。

また図が小さくてすみません。コロナショックの時は元本を割り込んだりしていましたが、昨年の米国株の上昇と、最近の国内株式の上昇で、現在はかなり良い運用成績ですね。

 

ここで、手数料1%が高いかどうかということですが、自分の場合はあまりそうは思っていないです。

よく言われることですが、お任せにできて時間をかけなくてもいいからです。1%の手数料以外にファンドの手数料も取られているようですが、例えば自分でリバランスするためにファンドを売ったりした場合に税金がかかったりするわけで、確かにアメリカのETFを直接買った方が、手数料は数分の1になるかもしれませんが、あまり時間の無いサラリーマン初心者には向いているかと思います。

また、自分の場合はこれをメインの投資先としていないこともあると思います。毎月投資する金額の一部をこちらにしています。自分で少ないながらもお金を出していると(2万円は少なくないですが)、上記のように各ポートフォリオでどんなETFに投資していて、それが現在どういう値動きなのか、かなり興味を持って見ることができます。

例えば現在債券に投資しているAGGがマイナスですが、債券というのは金利が下がると評価が上がると言われています。現在アメリカでも未曾有の低金利ですから、これ以上金利が下がることは期待できなく、逆に上がるリスクがあるのではないか。配当狙いでももっと高配当のものがあるだろうし、安定の債券投資だけど自分で個別にAGGに投資するのは今はやめておこうかな、などと考えます。いわばダッシュボードですね。

1年ちょっと眺めていたら、米国株、日本株、債券、コモディティ、リートのその相関がなんとなく見えてきて、個別に何を買うか考える材料になっています。

とはいえ、個別に買っているものもほとんどがインデックスファンドで、定額を積み立てる形ですけど。

 

そんな使い方もあるということで、投資初心者には個人的にお勧めしてしまうのですが、これも投資ですからあくまでも自己判断・自己責任でお願いしますね。