台風10号はあの「伊勢湾台風」とそっくりなので | ウッドデッキDIY☆MCヨッチャンのBlogⅡ

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1959年9月、

丁度「お彼岸」を迎えていた21日。

紀伊半島から中部地方にかけて

阪神淡路大震災の数倍

東京大震災に匹敵するほどの被害をもたらした

「伊勢湾台風」こと台風15号、

その名はvera(ベラ)が上陸しました。

今現在の統計でも

室戸台風、枕崎台風と共に3大台風として

数えられています。

伊勢湾台風で私の故郷、名古屋市南区は

壊滅し、その後の復興には日本全国から

土木建築業、運送業などの支援が多く集まった

関係で名古屋市南区は全国でも

お風呂の無いアパート、床屋さん

パチンコ店、喫茶店、

そして銭湯が対住民で物凄く多い地域になりました。

私も子供の頃は6畳一間の共同トイレ

風呂無しアパートに住んでいて

銭湯には毎日行きました。

さて、

8月の末、

28日頃に最接近するだろうとされている

台風10号ですが、、、

その通過するコースが伊勢湾台風と

ほぼ同じです。

伊勢湾台風の時は大潮の満潮という

タイミングで南区を直撃したので

防波堤を乗り越えて木材や船などが流れ、

それが大きな被害の一因となったのですが

今回の台風10号のコースは正に

鬼コースです。

この伊勢湾台風では三重県、愛知県の

左側を通過していたので被害が最大級に

なりました。

台風は反時計回りで渦巻きながら進みますので

台風の進行方向に向かって右側は

いわゆる「アップカット」になり

台風自体の進行速度に台風の風速が乗じて

瞬間最大風速が恐ろしい事になります。

で、

今回の進行ルートですが、

いまのところ

微妙ですが

全くの真上を通過するかも。

該当地域の方々、

充分注意して過ごしましょう。

一つ救いなのは

接近が予想されている8/27から8/29にかけて、

名古屋港時間ですが全て小潮ですから

潮位は満潮よりも低いですね。

出来れば干潮の時に地元を通過して欲しい。。。

問題は今回のように完全に内陸まで侵入する

台風の場合、風も雨も相当なものである事が

多いと言う事。

風圧に水の質量が加わったものが

飛んで来る訳です。

例えで言うと、

高圧洗浄機のあのグルグル回るノズル。

あの水の破壊力って半端じゃないですよね。

アップカットの風雨は正にあの高圧洗浄機の

パワーなんですよね。

一方では台風の進む速度にも要注意です。

瞬間風速60メートルクラスだと聞いていますが

この強さですと家も倒れるレベルです。

今回の台風は

流石に私も一定の覚悟を以ていなければ

ならないですね。

最悪なのは

台風通過中に南海トラフ地震が発生した場合、

おそらく太平洋側の被災地には

人が居なくなる。

南海トラフと言えば

フィリピンのピナトゥボ火山爆発を思い

出しますがその後、アジア全域でコメの不作が

発生して日本もタイ米を大量に輸入しました。

只、あの火山噴火は科学技術のおかげで

火山エネルギー放出のピークを予測出来

ましたので人的被害はかなり抑えられました。

今回も何かしら

幸運なことが起きて

被害が少しでも小さく済むように、

幼い子たちが怖い経験をしなくても済むように、

神様にお願いします。