防衛について考える | ウッドデッキDIY☆MCヨッチャンのBlogⅡ

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究極のDIYって多分、人生を送る事!

“百発百中の一砲能く百発一中の

 敵砲百門に対抗し得る”

日本海海戦で連合艦隊を指揮し、

ロシアバルチック艦隊を撃滅した

東郷平八郎元帥が日本海海戦解散の辞で

述べたとされる訓示です。

この百発百中の大砲1門が

百発一中の大砲100門に勝てるのではなく

「対抗し得る」と述べている事を

実は多くの方が知らない。

数学的にはもちろん成り立たない

話ですがこれは

「相手が如何に多くても我々は

各々が技能を高めれば、

敵国よりも高い練度であれば

対抗できる」

という意味ですね。

従って自衛官の皆さんは日々、

厳しい訓練を重ねて居られるわけです。

が、

しかし圧倒的に敵の兵器の数が多い

場合はどうなるか。。。

それは訓練だけではどうしようもない。

なので防衛費を増大して

大量の武器兵器を保有しておかなければ

ならないという理屈なわけです。

それはロシアに侵略されて

女子供から老人までも皆殺しに

されているウクライナを見れば一目瞭然。

ウクライナは大陸国家であり

隣国とは陸続きという点では

日本に比べて恵まれている点もあります。

しかし日本は海洋国家であり、

社会機能を維持するための資源も

国民の生活を維持する為の資源も

海を閉ざされてしまえばお仕舞です。

畜産業にしても餌となる物資は

大半が輸入に頼っていますし

農薬の原料も同じですね。

衣料品の原料も然りです。

いざとなれば日本の情報網の

生命線である海底ケーブルを切断

する為に隣国の海軍は毎日のように

海底調査をしている。

今既に日本は複数の核保有国に

囲まれており、

その全ての国との関係は

宜しくない。

そのような状況下において

日本の自衛隊は人員不足に

苦しんでいます。

坂道を転げ落ちるかの如く

進む少子化には有効な手立てを

打てないしおそらくこの先数十年は

人口減少が続きます。

可処分所得の減少と

それに相反して国民負担率は

増える一方。

国会議員与党は遣りたい放題。

しかも厳格な「自尊主義」

オマケに「裏金維持法案」

まで通してしまった。

如何に自衛隊が訓練を重ね

技量を向上しようとも物量に勝る

仮想敵国には勝てない。

やはり数は力なのである。

それは与党自民党と公明党が

皮肉にも証明してくれています。

野党各党が、

そして国民の大半がどれだけ苦しくても、

反対しても、

疑問を持っても

自尊主義の旗をかざして

どんどん数にモノを言わせて

立法して行く。

しかも国民は有権者の半数以上が

選挙に行かないというね。

で、

写真の如く、

陸砲には担当員と砲弾と

砲撃システムが必要です。

それにはお金が掛かります。

空自においても同じで、

日本上空の全てをカバーする事は

その保有数、予算、搭乗員の数、

何れを見ても不足していて不可能だと思います。

戦闘機1機の価格は円安の関係もあって

数百億円です。

それに関する補修、整備、統括システム

などなどを入れれば物凄いお金が必要

になります。

海自の護衛艦や潜水艦の数はどうか?

日本の自衛官の技量練度は世界トップクラス。

それは太平洋戦争開戦当時も同じでした。

日本人の勤勉さと忍耐力は今でも世界トップ

クラスだと思いますが

やはり兵器の数が足りない。

足りないから価値観を共有する他国との

軍事同盟や集団自衛が必要になります。

それを邪魔している物は何か。

もう一回、それをよく考えなければ

ならない時期に来ています。

軍隊は訓練を重ねて、

それを継続してこそ

戦力になります。

そして戦闘はいつどこで始まるかは

分かりませんので昼夜問わず

訓練は必要ですね。

そして軍隊を持ったらイケナイという

日本国憲法。

世界は国連が有るから他国が自国を

侵略する事は無い筈だから

日本は武力の保持を致しませんー!

という事ですが

実際にはもう既に日本領海は

脅かされていますし

中国は大砲を積んだ船を尖閣に

入れて来ていますので明確な侵略だと

受け取らなければならないでしょう。

台湾問題に関しては

「日本人を焼き殺せ」

とまで言われている訳ですから

防衛力の強化増強は必須でしょうね。

問題はそのお金をどこから

持ってくるかだ。

だからこそ政治家には本当に

襟を正して仕事をして欲しい。

パーティーやって数千万円を

頂戴するのも良いけれど、

それを「議員の作業」と言うのなら

それも良いけれど

高額な報酬を貰ってるなら

少しは仕事しろよなと言いたい。

作業と仕事は違う。

だから議員としての、

国を国民の生命と財産と生活を

守る仕事をしろよ。

いや、そうしなきゃならんだろう。

まして100発100中の議員なんて

居ない日本だからね。

一つ提案するとしたら

費用対効果を考えて

政党交付金を減らしてその分

防衛費に回せ。

武器とかの購入費ではなく、

自衛官の生活向上に役立つ

お金にして欲しいよ。