いじめの専門相談員
iGmen(イジメン) 井坂武利です。
先日いじめとか、ひきこもりについて
討論しているテレビ番組をみていたら、
「いじめはなくならない」
ということを言っている方がいました。
正直「悲しいなぁ」というのが感想です。
「いじめをなくしたい!」そう思って
iGmen(イジメン)として活動を始め、
いじめについていろいろ調べてきたんです。
でも諦めませんよ!がんばります!
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さて先回の続きです。
先回、なんでいじめが起きるのかについて
少しさわりを書きましたが、
小さい子はおもちゃの取り合い、独り占め、
他者批判などすぐに起こすと書きました。
いじめるつもりは全くないけれど、
自分の楽しみを守るために自然と排除、制裁
行動を取ってしまいます。
親は教えていないはずなんですけどね。
おもちゃを奪い取ることができた子は
相手の子が泣いていたとしても、
まだ共感や、罪悪感が十分発達していないので
自分の楽しみに没頭することが多いです。
その子は思った通りの結果を得られたので、
「楽しい」「良かった」などの満足感を感じます。
人間は一度満足感を味わうと、再び同じ行動で
満足感が得られると学習してしまいます。
ですから次もまた同じ行動を取ります。
さてこのような制裁と排除による満足感を
抑止するには何が必要なのでしょうか?
前回紹介した脳科学者の中野氏は
「自分が相手を攻撃すると自分が損をする」
というシステムが必要だと述べています。
簡単に言うと満足感を放棄し我慢することが必要
ということになります。
子どもがおもちゃの取り合いをしていると
「○○ちゃん、貸してあげなさい」
「○○ちゃんはいつでも使えるんだから、
我慢しなさい」
このような会話を聞きませんか?
○○ちゃんは我慢させられたことで満足感を
放棄させられ楽しい時間を損したわけです。
さて、大人の皆さんは自分が損をするとき、
それを甘んじて受けますか?
これから先もその人がいると自分が損をする
我慢を強いられると思った時どうしますか?
ちょっと考えてみてくださいね。
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