おやすみのメールをした。
そしたら折り返し電話をくれた。
声はいつもの様に優しい穏やかな安心させてくれるそれだった。
おやすみと好きだと伝えた。
私は気づいたから。
彼の考えがどうとか母親がどうとかではなくて
私が彼を好きで離れることなんて出来ないから。
私、自分がそんな達観した思考に辿り着けるとは思ってないけど、
あの母親も自ら好んでああなってしまったんではないって事は受け入れなければ。
憎むべきは
無力な対象への暴力と、その結果負ってしまった心の傷が彼女の精神を破壊し、
手負いの生き物は他者を欺き悪者に仕立てあげ傷つける事でしか自らを守る術がないと思い込ませてしまった環境なのだろう。
もはや彼女は自らが相手によって使い分けた発言の内容の整合性が綻び始めた事に気づいて
自らの保身に躍起なのだから。
同じ女として酌量の余地は認めざるは得ないだろうが、はっきり言って哀れだ。
自分が傷を背負っているからといって
他者をめちゃくちゃに掻き乱して良い権利など誰にもないのに。
本当に傷ついているなら
なぜひとに同じことが出来るの?
それが女という性のさがなのならば
私は彼女と同じ女性であることを嫌悪する。
とにかく本音を見せ合いましょうよ?
あなたは何を守りたくてそんなに必死なの?
うちの許容力で全てを受けとめてあげると言ってるんだから
本当は私の何に怯えているのか言ってみればいいのに。
私は何も奪う気なんてないんだから。
お義母さん。
何にそんなに必死なんですか?
