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みんなで社会は変えられる!

いまの経済や教育はなんかへん。
小さなことから経済や教育をワクワクに変えていくために
日々発見したことやできることを考えていきたいと思います。

今のような破壊的変化の時代は、本当に予測困難で、コントロールすることも難しい。計画を立てることがほぼ不可能な、無秩序で予測不能なシステムの中で、ひとりの人間として、あるいはひとつの組織として、どうすれば生き残ることができるのか。

そこにしなやかに対応できるようなシステムや政府、ものの考え方を作り上げることだ

という伊藤穰一氏の語るこうした世界で向かうべき9つの原則」を紹介します。

1. 強さではなくしなやかさを持つこと。

 つまり、失敗に抵抗しようとするのではなく、失敗を認め、受け入れた上で、そこから跳ね上がっていくこと。


2.「押す」のではなく「引く」こと。

 資源を中央に集めてコントロールするのではなく、必要に応じてネットワークから引き出すこと。


3. 安全に焦点を当てるのではなく、リスクを取ること。


4. モノではなく、システムに焦点を合わせること。


5. 地図ではなく、よいコンパスを持つこと。


6. 理論ではなく、実践に基づくこと。

 なぜそれが機能するのかわからないときもあるが、大事なのは、理論を知っていることではなく、それが機能するということだ。


7. 服従ではなく、反抗すること。

 人に言われたことをしても、ノーベル賞は取れない。多くの学校は服従について教えるが、われわれは反抗を賞賛するべきだ。


8. 専門家ではなく、クラウド(人々)に向かうこと。


9. 教育ではなく、学習に焦点を当てること。

われわれもまだ途上ですが、そうした方向を目指しています。


なるほど、読んでいてうなずくことばかりでした。

と同時にできていないというか、そうしたいと思いました。


今年はこの原則も参考にチャレンジしていきたいと思います。



http://wired.jp/2012/06/14/resiliency-risk-and-a-good-compass-how-to-survive-the-coming-chaos/  (WIRED 2012/6/14)

1月7日は、七草がゆを食べるという風習が昔からありますね。


お正月に食べ過ぎて疲れてしまった胃腸をいたわる目的などで食べるこの七草がゆを、どうして1月7日に食べるのか、ご存知でしたか?


古来中国では、1月1日からそれぞれの日に違う動物を当てはめて占いを行うという風習があり、それぞれの日をその動物の日としていました。


1月1日から順番に鶏の日、犬の日、豚の日、羊の日、牛の日、馬の日と来て、1月7日が人の日になります。そのため1月7日のことを「人日(じんじつ)の節句」とも言います。


これが日本に伝わり、1月7日は人を大切にする日ということで、一年の無病息災を祈って七草がゆを食べるようになりました。この風習は平安時代から始まったと言われています。


また七草がゆは薬膳効果があり胃腸を回復させるのに良いと言われているので1月7日に食べるんだそうです。


そういえば今年は食べなかったな。

細谷雄一「日本が担う世界史的な役割」  (東洋経済2012/12/30

国際秩序の中心は、冷戦時代には大西洋にあった。だが、今は太平洋にある。中国と米国は、経済的には提携しているが、軍事面や基本的価値の面では対立している。軍事的には均衡が成り立っているとしても、価値の衝突は避けられない。


本当にいま世界はあらゆる問題が表面化して閉塞的で、特に経済問題、雇用の問題は深刻です。


そしてもっとも注目される米国と中国の関係は見逃せないし、日本も尖閣問題だけはなく領土問題で国家の関係性は大変です。

地理的に日本の位置している所は両国の間、それだけでなく立場的にも、担う役割はとても大事だと思います。

経済大国一位のアメリカ、二位の中国、三位の日本。


技術的には日本は今ももっとも影響力が強いと思いますが、大事なのはここまでグローバル化された世界全体が協力していく体制をつくっていくためにも、これから日本は大切な役割があるということです。


新しい価値の創造、主義主張の衝突を融合できる価値とはなにかを提示できれば、世界は協力してお互いに協調していくことができる、という観点をもつことが大事ではないでしょうか。


これまでのリーダーシップと同じではなく、まったく新しい価値で世界をひとつの共同体にしていく尊厳のリーダーシップが日本からはじめる、それは重要な役割だと思います。