低線量被爆の影響明らかに! | 三澤トレーナー日記・「七人のボルサリーノ」

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少し前に被爆と健康に関する研究の決定的な総合論文が放射線影響研究所からでた。

このことについて、武田邦彦さんや「ざまぁみやがれ」さんのブログより文章をお借りして書かせていただきます、

これによって
1)「これ以下なら安全」という「閾値(しきいち)」がないこと。
2)低線量被爆でも「被曝量と病気の発生」には比例関係が認められること(直線近似が成立すること)
3)福島の小学生が被爆した、20ミリシーベルトで子供がガンになる可能性は100人に2人程度と高率になること。
が明らかになった。

■死亡および死因に対する原爆放射線の影響
•被曝放射線量に対して全線量域で直線の線量反応関係
•閾値は認められず
•リスクが有意となる最低線量域は0-0.20Gy

■30歳で被曝して70歳になった時の「総固形がん死亡リスク」
•被爆していない場合に比べて42%増加
•被爆時年齢が10歳若くなると29%増加
•がんの部位別には胃、肺、肝、結腸、乳房、胆嚢、食道、膀胱、卵巣で有意なリスクの増加
•直腸、膵、子宮、前立腺、腎(実質)では有意なリスク増加は見られなかった
•がん以外の疾患では、循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患でのリスクが増加した

低線量被爆はデータがないから安全とか、健康に良いとか言っていた人たち、マスコミ。
これで仮説は仮説ではなくなり、低線量被爆の影響があることが明らかになった。
彼らがどう出るかと成り行きを注目していたのだが、

無視?

まさかスルーされるとは思はなかった。

これについてとある人物が厚生省に問い合わせしたところ、
発表の予定はなし。
との返答。

今まで言っていたことが意図的か意図的でないかにせよ、間違いだったのだから、
それを認め正すのが、社会人であろう。

こんな国を前に、大人を前に、
我々はどう子どもを教育せよというのか、どう向き合えというのか。

以下、論文内容
学術雑誌名:Radiation Research(英文)
論文題目:「原爆被爆者の死亡率に関する研究、第14 報、1950-2003、がんおよび非がん疾患の概要」
概要:1950 年から2003 年まで約10万人の健康状態を調査し、死因についての被爆の影響を明らかにした。がんによる死亡(総固形がん)の過剰相対リスクは被曝放射線量に対して「全線量域で直線の線量反応関係」を示し、「閾値は認められず」、リスクが有意となる最低線量域は0-200ミリシーベルトであった。
具体的には、30 歳で1シーベルト被曝して70 歳になった時のがんの死亡は、被曝していない場合に比べて42%増加し、また、被爆の時の年齢が10 歳若くなると29%増加した。従って、20歳で被爆すると83%の増加になり、ほぼ2倍になる。がん以外の疾患では、循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患でのリスクが増加した。
解説:個人が被爆した量と死因別の放射線リスクを総合的に解析した初めての報告である。対象は、被爆者で個人線量が推定される86,611 人、調査期間中に50,620 人(58%)が死亡し、そのうち総固形がん死亡は10,929 人であった。低線量率で若干の緩和がみられるが、直線関係を否定するものではない。
この論文で言う「過剰相対リスク」とは、相対リスク(被曝していない場合に比べて、被曝している場合のリスクが何倍になっているかを表す)から1 を差し引いた数値で、被曝による相対的なリスクの増加分を表している。
(注)放射線影響研究所は、広島・長崎の原爆被爆者を 60 年以上にわたり調査してきた。その研究成果は、国連原子放射線影響科学委員会(UNSCEAR)の放射線リスク評価や国際放射線防護委員会(ICRP)の放射線防護基準に関する勧告の主要な科学的根拠とされている。
Radiation Research 誌は、米国放射線影響学会の公式月刊学術誌であり、物理学、化学、生物学、および医学の領域における放射線影響および関連する課題の原著および総説を掲載している。