ライセンス制度はどこに? | 三澤トレーナー日記・「七人のボルサリーノ」

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①ミサワ整骨院&治療②トレーナー③社長業やもろもろの活動④プロレス⑤はまじめに健康指南⑥酔いどれて裸祭り⑦世の中や人生について語る。7人のボルサリーノ三澤が登場する、多重人格日記。毎日お楽しみください!

8月27日日本武道館で開催されるALL TOGETHERのチケット売れ行きが好調である。
新日本プロレス、プロレスリングノア、全日本プロレスの三団体が揃うチャリティプロレス。

さて、
この三団体で、かつて何かやろうとしていたことがあったような。

プロレスライセンス制度。

三団体の代表者が集まり、何度も会議を行った。
私もトレーナーとして参加していた。
このライセンス制度、プロレスラーとしての技術面・体力面だけでなく、メディカル面を絡めるとやっかいなことはたしかだった。
なぜなら、活躍している現役選手に引退勧告をしなくてはならないケースがありそうだったからだ。
しかし、当時の状況からして、メディカル面なくして世間の納得を得られない。
そこで私の提案したのは、

「プロレス医事委員会」の設立。

各団体のトレーナー、リングドクター、その他協力してくれる医療機関・専門家によって構成し、
医学情報の共有はもちろんのこと、選手の欠場や復帰、引退勧告などの協議。
試合中の負傷事故が起こった場合など、以前からのケガはなかったかなどの審査。
などなど、一団体内では収まりきらない場合の、医事を考える場である。
これは、この数年前にも会社に提案していた事案であった。(その時も実現せず)

ライセンス制度は実現手前であった。
というか行われるものだとばかり思っていた。

しかし、いつの間にか話は聞かれなくなった。
なんでなくなったのか、なんの説明もない。
当然、医事委員会の話も立ち消えに。

あれから数年、ノアのトレーナーとは情報をやりとりしているが、全日本プロレスではトレーナー制度そのものがなくなってしまった。

雑誌なども事故が起こった時は散々取り上げるのに、平和なときは提案してもまったく感心を示さない。
厳しいプロレス界の医療面の充実。

せっかく三団体が揃うのだから、うやむやにせずもう一度しっかりと企画してほしいものだ。