動物は、自らの口で痛みを訴えることが出来ない。
飼い主の観察が重要となる。
体の内なる声をいかに聞き取るか。
人も全て自分を把握できているかと言うと、そうではない。
内なる声に自らも気づいていないことが多々ある。
口から発せられた言葉だけに集中してしまうと、重要なことを見過ごしてしまう可能性もある。
診察で大事なことは、赤子をみる親のように、些細な違いに気を配ることである。
そして自らも、己の体の些細な変化を把握しなくてはならない。
病院で見過ごした体の悪さが、他人の指摘で見つかることもあるし、自分で見つけることもある。
治療以前に大切なこと。
それはまさしく「みる」ことである。
人をみる、己をみる。
「みる」能力が欲しい。
人生、健康に優るものなし。