本日の毎日新聞夕刊に掲載されたボスのインタビュー記事をご紹介いたします。



「橋下改革 私はこう見る」


 物事を変えるための大きなエネルギーがいる時に、若くて活力がある知事を持った。大阪は捨てたもんじゃないと思いますね。知事案が出るまでの庁内の議論を公開し、連日のように知事の動静が報道されるようにして、「維新」という言葉で強いメッセージを発信した。既得権を守ろうとする守旧派との対決を考えた、なかなかの戦略家です。市町村長との論議で泣いたのも効果がありましたね。
 知事自らと府職員の人件費の大幅削減を打ち出したことで、「まず自分たちはこれだけのこをしました」と言えるのも強みです。文化や私学助成に冷たいという批判もありますが、それは優先順位の問題。今は知事が言うとおり、出血を止めるのが先でしょう。
 そもそも補助金に頼ろうとするのが気に入らない。府民の支持を得られなければ消えるのは文化も私学も同じ。自立を目指すべきです。天満天神繁昌亭が民間の力で成功しているように、ワッハ上方(上方演芸資料館)も知恵を働かせ、資金が足りなければファンドを募ればいい。今のままでは(展示機能の移転、ホールの廃止)はやむを得ないでしょう。
 気になるのは、御堂筋のライトアップといったイベントにこだわっていること。周囲にそういう進言をする人がいるのかもしれませんが、歳出削減をする時にどうかと思いますね。意見として聞いておき、全体を見て判断してほしい。
 橋下知事には「1期4年で走りきって」と言いたい。再選を目指さないことです。次の選挙のことを考えると、関係する個人や団体との妥協が生まれてします。1期でやれるだけやって、スパッと辞める。それでも十分、大阪の歴史に名前が残るし、大阪の改革がモデルとして全国に波及しますよ。