登山日:2010/6/20
山名:手稲山 琴似発寒川
標高:?
場所:札幌
コース:
標高差:?
ガイド標準時間:なし
ガイド評点:なし
札幌発:3:40
登山口着:4:00
出発:4:15
山頂:なし
所要時間:なし
駐車場着:11:05
登山時間:6:50
山をやる前は滝めぐりをしていて
当然、山が多くなり林道や登山道、熊注意の看板があったりしながらネットの滝サイトに投稿していた
そこで同じく投稿をされていた方から遡行のありがたいお誘いをいただき初遡行してきました
西区の平和の滝の駐車場に4時集合して身支度し15分くらいかな手稲山への登山道を出発
入渓地点で沢足袋に履き替えいよいよスタートだ
足袋とはいえ靴を履いたまま水に入る、水がしみる、冷たいが思ったほどではないし、何かいけないことをしているみたい笑
先行していただき歩き方のコツなどを教えていただく
まもなく最初の滝が見えてきた
滝サイトのレポートによるとF7である。
水量豊富な三段の滝だ
写真では遠くに見える一段目もなかなかのもの
初遡行の初見の滝 記念の滝だ
この沢は初心者の練習用として使われるように困難な箇所は巻き道もしっかりついている
藪漕ぎもほんのわずかな気がしたが…何しろ行程をあまり覚えていないのだ
久々に緊張して進むことしか考えていなかったからか
次の滝まではわずか8分 斜めのきれいな滝F8を見る
この滝も高巻きして超えていったのだろう
F8から20分でF10に到着
巻き道を利用したため2段の滝の下部は右岸からは落ち口しか見えず
それでも1段目の滝は見事だ
こんな滝が次から次と現れる琴似発寒川って本当にすばらしい
そういえばF9ってどこだったかわからない?
もしかして学生さん達がへつりの訓練をしていた函のことだろうか
だとしたら確かに撮影はしていないので詳細不明です
さて川はこのあと二股になり本流の左股を進む
約30分くらいできれいな滝に出会う これがF17だ
ちなみにF11~16は右股にあるので本流側のNOは飛んで17となっている
同行者さんの記録によると5メートルくらいとある 実にいい感じの滝です
次のF18まで約30分の遡行と巻き
進行中はまったく退屈しない
清流の中を石づたいに歩き、時にはへつりもあり藪にも入る
これはただ登山道を登るのとは全然違う(登山は風景を見れるけど)
このまま山の頂上を目指すのが沢登りだろうけど今回は初心者練習だ
さてF18が見えてきた 2段の滑滝は勢いもありこれも好きな滝になった
続いて正面から 好きな滝です
F19までわずか7~8分で着いた
末広で本流に落ちる、この形の滝はこの沢初めて見るかも
とにかく水量がそれなりにあるのでみんな小振りではあるが迫力がある
ここを直登することもあるのかな
このF20も前の滝から10分程度で着く
とにかく滝が次々に現れるので疲れを感じない
もちろん急登も少ないからであろうが
ここも巻いて行ったかな?元々記入しながら登山や滝めぐりをしたことはないがとくに今回は行程を覚えていない
ただ感動のみ
さてF20は滝つぼが深そうだ
もしドボンしたら足が着かないかもしれない
泳ぎの苦手な自分は…ぞっとするけどそれも楽しみにしている沢屋もいるので真夏なんかどうなのかな
これも小振りではあるがいい滝ですよ
ナンバーからいくと残りは大滝のみ!
同行者さんからもあと〇○○メートルだよと
少し離れてはいるがファイトが沸いてきた
F20から20分すぎくらいで何とも良い感じの滝にあたる
滝とゆうか支流の沢からナメ状に落ちてきて本流に合流、そして50cmほどの段が出来ている。
特異なのは岩盤の色で赤っぽく黒い部分もありそこだけ色が違う
この支流の水質によるものなのかはわからぬが大滝の前に清涼感をもらった
よし最後に真打だ~
そしてついに大滝、F21に到着。
大体3時間半とゆうところか
滝サイトに投稿された同行者さんの写真を見ていつかはこの滝まで行きたいと沢遡行を考えてはいたが実際に目の前にすると感慨深い。
今までの滝は、車上から見ることもあれば長い林道を歩いて見ることもある
あるいは登山の途中で見ることもあったが沢遡行をして見ることが出来た琴似発寒川の大滝に感動!
同行者さんありがとう!
ギリギリまで下から 青空、白い雲、そして飛沫の滝
落差は10メートルくらいだが羽衣の滝やインクラの滝を見たときと同じ感動があるのはどうゆうことか
いつまでも留まっていたかったですね
途中で撮影した沢のカットを
こうゆうのがそこかしこに たまりませんね
今回誘っていただいた同行者さん
早くも初遡行から1週間が経ったがあのイメージは色あせない
それにしても180万都市にこんなところがあるなんて・・・北海道ならではですね。
どちらかというと今までの滝見は林道からとか崖の上からとか直接、川下から見た滝は少ないだろう
今回このような沢登りで初見の滝を次から次へと見せられると
もっと早くやっていたらな~なんて思ってしまう笑
気分は大人の遊び
でも途中で大学の山岳部?だろうか、へつりの練習やら色々やってビショビショになっている姿を見て
危険と背中合わせでもあり若いうちから覚えておくのはとてもいいこと
簡単に大人の遊びと言えないか・・・でも初めて足袋で水の中をジャブジャブ入る
靴で水に入っていいのか~なんていけないことをしたような
いずれにしてもずっと記憶に残る楽しい紀行だった
登りは疲労もなかったが下りで腰やら膝関節がちょっと心配で右股はいけませんでした。
あらためて同行者さんに感謝、感謝の一日でした ベテランの風格漂う素敵な探検家
ロープを結わえる手際の良さがカッコいい!いろいろありがとうございました
次は?笑 初心者向けは少ないので簡単には私、行けませんね
いいところがあったらぜひお誘いくださいますようお願いいたします
最後に行程中にあった花々で。
これにて「サイト友さんと遡く」琴似発寒川の紀行は終了。
コケイラン
サイハイラン
タニウツギ
ツボスミレ
マイズルソウ
タチカメバソウ
ノビネチドリ
ズダヤクシュ