樋口真嗣特技監督&三池敏夫美術監督トークショー | ブログやめようぜ

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7月19日(土曜日)、私の住むN市で開催された樋口真嗣特技監督&三池敏夫美術監督トークショー↓に行きました、、、、、、。が、7月22日(火曜日)に私のスマホのソフトウェアの異常で、スマホの電源が入らなくなり、新しいスマホにデータの移動ができず、スマホに入っていた10年分の画像が消えました。(←普通は空中?に画像がバックアップされているのですが、その設定をしていませんでした)、、、、、、って書くと心配されるかもしれませんが、2025年の6月分までのスマホの画像はCDーRに保存してあるので、なくなった画像は「ガメラ3」のイベントだけです。ネットニュースに木下優樹菜さんがスマホの画像がなくなったって書いてあるのを見て、スマホが壊れる1ヶ月前のタイミングで1年半分の未CDーR化のスマホの画像をCDーR化したのでした。

 






(これまでにN市で開催された平成ガメラのイベント)、、、、、、2022年10月9日(日曜日)、三池敏夫特撮美術監督↓トークショー。「ガメラ 大怪獣空中決戦」のメイキング写真をスクリーンに映しながら解説。

 



 

2023年2月26日(日曜日)、「ガメラ 大怪獣空中決戦」上映会。上映会終了後、平成ガメラシリーズの本編監督の金子修介監督↓のトークショー。(約1時間)
 



 

2024年7月13日(土曜日)、品田冬樹さん↓トークショー。レギオン、イリスの着ぐるみの作り方や着ぐるみの入り方、撮影などのお話。


 



2024年8月12日(月曜日)、三池敏夫美術監督↓トークショー。「ガメラ2 レギオン襲来」、「ガメラ3 イリス覚醒」の特撮パートの撮影方法、製作秘話などのお話。


 


2024年11月17日(日曜日)、「ガメラ2 レギオン襲来」上映会。上映会終了後、平成ガメラシリーズの脚本家の伊藤和典さん↓のトークショー(約1時間)
 




 


 



、、、、、、そして、N市の〈平成ガメラシリーズのイベント〉の最終回2デイズの初日:樋口真嗣特技監督&三池敏夫美術監督トークショー「第一部 平成ガメラを振り返って」↓三池敏夫美術監督は〈金子修介監督も樋口真嗣特技監督も絵が上手で絵コンテが描けたので、絵をリライトすることなく「平成ガメラシリーズ」は作品作りがスムーズに行えた〉とお話されていました。

 
 
 


「ガメラ 大怪獣空中決戦」について樋口真嗣特技監督〈怪獣の肉弾戦をやろうと思ったが、着ぐるみの怪獣の手が相手の怪獣に届かなかった〉、、、〈川北組のゴジラ映画の怪獣バトルシーンでやたら光線を出しているのを観て「光線じゃないだろう」と思っていたが肉弾戦ができないから光線を使っていたことに気づいた〉

 





〈福岡で「ガメラ 大怪獣空中決戦」のロケハンをしていたら同じ日に「ゴジラVSスペースゴジラ」↓のロケハンをしている川北組がいた〉、、、〈「ガメラ 大怪獣空中決戦」で福岡ドームを使っているので、「ゴジラVSスペースゴジラ」の福岡の場面では福岡ドームが映らないようにしている〉

 



〈怪獣のスタジオ撮影で、屋外撮影のような空気遠近法を出したくて紗幕(しゃまく)を使うようになった〉紗幕とは薄くて透けた素材の幕。前方に怪獣の着ぐるみ、紗幕、その奥にビルディングのミニチュアという配置。ナイトシーンに使用されたみたいです、、、〈しかし、紗幕を使うと火薬が使えない〉




 


「第二部 新幹線大爆破大感想会」↓自分はネットフリックスに入っていないので、会社の人に事情を説明して、会社で「新幹線大爆破」を観させてもらいました。作品が始まって数十分で涙目になって(←レスキューものに弱い)、ずっと〜ドキドキしながら最後まで観ました。で、トークショーですが三池敏夫美術監督が「本来ならCGで撮影されるであろう作品を樋口真嗣監督だったからミニチュアで撮影できた」とお話されていました。ラスト新幹線のドッカーンの爆発の場面はCGじゃなくて4メートルの巨大な模型だったのです。「実際にある物」が破壊されるので破片が飛び散るところが大迫力の映像になっています。


 



 


「新幹線大爆破」のクライマックスはワタシ的にはクッションドラムに注水して準備する場面です。これ↓は新潟にあるクッションドラムですが、下の部分に水を抜くフタがあります。(←本当に水を入れる物なのがわかりました)トークショーでは樋口真嗣監督が「クッションドラムは1本3000円で100本用意した」とお話されていたのですがネットで調べたら1本15000円〜30000円でした。中古とかレンタル価格ということでしょうか?三池敏夫美術監督は「ミニチュアの1割くらいの数のクッションドラムには水ではなく白い液体を入れたので、完成映像が効果的に仕上がった」とお話されていました。樋口真嗣監督は何度か「まあ、クッションドラムで新幹線が停まるかはわかりませんが」と繰り返して言っていました。作品の中で停まったので、そういうものだと思っていたのに〜。



トークショーは福岡、山形、宮城、関東、オーストラリアなど遠方から来られていた方が多くいました。