原子心母 アフロディーテ50周年記念盤 | ブログやめようぜ

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「ピンク・フロイド / 原子心母 箱根アフロディーテ50周年記念盤」を購入しました。⬇2016年にピンク・フロイドは「ジ・アーリー・イヤーズ 1965ー1972」というタイトルのCD 、DVD、 ブルーレイ27枚(+ポンペイのライブCD )の未発表音源&映像のボックス・セットをリリースしました。このボックス・セットはプロジェクトがスタートしてから発売までに20年かかりました。
                 
なぜ発売までに20年もかかったかというと、世界各国にあるピンク・フロイドの演奏映像のオリジナル・フィルム(原版)を探して1コマ、1コマ修復作業をしたからです。20年かけて探しても箱根アフロディーテでの演奏のフィルムの原版は見つからなかったので、「アーリー・イヤーズ」には画質の悪い箱根アフロディーテの映像が本編ではなくエクストラとして収録されました。
                 
その箱根アフロディーテのオリジナル(原版)のフィルムが発見されて、修復された映像がブルーレイ化され、「原子心母」のCD とのセットで発売されるという話でしたが、、、。
                 
箱根アフロディーテの映像って、「ピンク・フロイドのステージでの演奏を複数のカメラで撮影して、音声がシンクロしているもの」ではなく、「原子心母のライブ音源にピンク・フロイドのステージの映像や来日ドキュメントの映像をつけたって感じのもの」だったので、「まあ一応買うけど」くらいのテンションでした。
                 
しか〜し、ブルーレイを見たら超〜画質が美しくて感動しました。今まで画質が悪くて真剣に見ていなかったのですが、、、貴重な瞬間の映像のオンパレードで凄いです、これ。原子心母がインストだからドキュメント映像でもハマってます。カット数が凄くて映像と音声の編集が当時大変だったろうなあ、、、と思いました。
                 
今回、初公開のアフロディーテのコンサートの設営までの映像が衝撃的でした。ピンク・フロイドの機材を昭和の日本のトラックに積む様子。⬇
                 
ピンク・フロイドの機材の乗ったトラックが泥道にはまりこんで、重機で引っ張る映像。⬇昭和の日本とピンク・フロイドのミスマッチ感がたまりません。
                 
2021年6月発行、シンコー・ミュージック「箱根アフロディーテ50周年 ピンク・フロイド ライブ・ツアー・イン・ジャパン 1971ー1988」⬇本人たちは狙ってないのに若き日のピンク・フロイドのメンバーの写真は全部カッコいい〜んです。写真から読み取れる情報をキャプションに詳細に書いているのが凄すぎて笑えます。