ガンズの「アペタイト・フォー・ディストラクション」ってハート・ブレイカーズの「L、A 、M、F、」と同じ意味をもつ名盤だと思います。すべての曲が最高で何百回、何千回聴いても飽きることがなくて、聴くたびに新鮮で気持ちが盛り上がります。⬇「アペタイト・フォー・ディストラクション」スーパー・デラックス・エディションのディスク2、、、ライズとライブ・フロム・ジャングルって感じの内容です。ライブ音源の全長版を出して欲しかったですけど、、、アクセル的にはガンズは現役バンドだからアーカイブものなんて出さないってことなんでしょう。
ディスク3「1986サウンド・シティ・セッション」⬇これはよかったです。ステレオ感が凄くて音質いいんです。(マルチのテープがあったのかも?)アマチュア・バンドのガンズ・アンド・ローゼズが何年も演奏してきた曲なので、演奏もアレンジも完成しているわけです、、、ただ、デモンストレーション・テープなので歌と演奏が丁寧な曲もあって聴いて盛り上がれる音源ではないかもしれません。あと、単調な部分のある曲が2曲あって、リリースされたレコードでは聞けるように直されていてプロデューサー凄いなあと思いました。(構成が違う曲もあります。)ちなみに「ハートブレイク・ホテル」と「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」はイマイチの出来です。
ディスク4「1986サウンド・シティ・セッション&モア」⬇このディスクはデモテープで、、、ディスク3は聴いて楽しめますが、これは研究用、勉強用って感じでした。
ディスク5「ブルーレイ・オーディオ」、、、5、1チャンネル・ミックスが超楽しめました。センター・スピーカーは生々しいボーカルとベースが聞こえます。ベースは完璧に聞こえますし、ボーカルも演奏に溶け込まない状態で聞こえます!特に「パラダイス・シティ」の3つのボーカルパートが分離されていて、センター・スピーカーから低いボーカルパートだけ聞こえるのが楽しいです!普通5、1チャンネル・ミックスってギター・ソロになるとリード・ギターの音がセンター・スピーカーから出てくるんですけど、それがなくて最高です。各パートのセパレート感が凄くて2チャンネル(左右のスピーカー)では埋もれていた音が聞こえます。
未発表の「イッツ・ソー・イージー」のミュージック・ビデオについて、、、80年代のミュージック・ビデオってフィルム撮影、ビデオ納品だったので今見ると画質が悪いのですよ。(元のフィルムは廃棄して残っていない)
でも、これは未使用のフィルムから作っているから超画質いいです。あと、80年代は機材が発達していなかったので不可能だった疾走感のある編集でメチャクチャカッコいいです。
⬇お芝居をするアクセル。
シャツを客に破かれるアクセル。⬇
「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」ってガンズらしからぬカワイイ歌詞でカワイイ曲だと思います。この曲がなければ「アペタイト・フォー・ディストラクション」が全米チャート1位になることはなかったのではないでしょうか。(ハード・ロックのファンだけでなく、「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」のヒットで普通の人もガンズを聴くようになった)、、、、で、最近気がついたのですが!!「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」のドリーミーなイントロのリフって「007 ダイヤモンドは永遠に」の(シャーリー・バッシーの歌う)主題歌のイントロのリフと、うり双子じゃないですかぁぁ、、、リフの使い方的には「007は二度死ぬ」の(ナンシー・シナトラの歌う)主題歌のイントロのリフに近いかもしれません、、、あくまでイントロだけの話です。曲の後半の胸が熱くなるギター・ソロからの展開はドラマティックでヤバすぎです。
私はガンズの初来日の1988年12月4日のNHKホールのコンサートに行きました、、、。(本当は7月10日にやる予定だった公演です)
