17インチか?
最近、少しばかりテンション下げ下げのチョースケでございます。
いろいろ毎日考えてはいますが、
なかなか思うように進まないNinjaカスタム。。。
それに追い打ちを掛けるように押し寄せる不況の波。。。
身も心もやせ細って、、
ついにこの頃、Ninjaもリアタイヤまで細く見えてきました。。。
って、それは元からか(^^ゞ
Ninjaのリアタイヤを極太にするには、
てっとり早くリムを17インチにしてしまえば良いのですが、
一口に17インチ化と言っても、
いろいろと問題があります。
まずは、現状を知る上で、
実車の測定を試みました。
はじめに、センスタで後輪を下げます。
これは、17インチ化で発生するスイングアームの垂れ角を想定しての状況設定です。
現状のタイヤサイズは、
150/70-18
タイヤを太くすれば、当然チェーンへの干渉が懸念されます。
現状のクリアランスを測定して見ましたが、
前提として、左右のエキセンでのチェーン引きに誤差は無い事が前提となりますが、
ここは、たぶん合ってるだろうと言う、少々いい加減な始め方をしちゃいます。
(なので、あんまり当てにしないで下さい)
実際に計ってみて、少々びっくりですが、
すでにクリアランスは14mm程度のものでした。
って事は、
現状150タイヤなので、180タイヤを入れる事を想定すると、、
(180-150)/2=15mm
で、現状ではタイヤとチェーンが接触してしまい、アウトです。
そこで、前後スプロケットのオフセットが必要になるわけですが、
現状で14mmのクリアランスに15mm増加のタイヤを入れるわけですから、
現状では、1mmマイナスです。
しかし、当然ですが、クリアランスも必要ですので、+5mmで考えると、
最低でも、6mmのオフセット量が必要になります。
ただ、リヤホイール側のオフセットはピッタリサイズで加工すれば良いですが、
エンジン側のスプロケットは、既成のオフセット用スプロケットを使用しなければなりません。
通常、オフセット量の少ない物で5mmぐらいからありますが、
今回の計画では、6mm以上必要なので、
次のサイズの8mmオフセットが適当だと考えます。
しか~し!
スプロケットをオフセットすると、
次に、チェーンの周辺部品との干渉問題が発生します。
その問題は、ステッププレートの裏側あたりで起きてきます。。。。
ステッププレートの裏側には、プレート自体を固定しているビスが有ったり、
サイドスタンドの格納忘れ防止のためのセンサースイッチが配置されています。
サイドスタンドのセンサーは、
チェーンが外側にオフセットされる事による干渉は発生しませんが、
ステッププレートの固定ビス部分は、まっ先に干渉します。
STDの状態でも、チェーンが下がってくると
下の写真の様に、クリアランスは5mm程度しかありません。
この状態を回避するには、一般的にガイドローラーをこの周辺に配置する事で回避はできます。
ガイドローラー使用例
(ネットより勝手に借用)
ところが、、、、
この、ガイドローラーで回避する方法ってのも、疑問が残る。。。。
そもそも、スプロケットをオフセットする事は、
エンジンからの膨大なパワーを駆動輪に伝える事を考えると、
なるべく行わない方が良いに決まってる。。
しかも、オフセットする事で、干渉問題が発生し、
それを補うために、ガイドローラーまで使って
チェーンの無理な這い廻しをしなければらない、
であれば、スプロケットのオフセットはしないで、
クリアランス確保の方法は無いものだろうか?
あった!
タイヤの反対側が空いてるんじゃない?
実際に計ってみると、
STDで約20mm強ありました。
STDで約20mm強ありました。
180と150の差は、30mm
チェーン側のクリアランスはSTDで14mm
チェーン側に5mmクリアランスを残すと、
9mmまでタイヤ幅は増やす事ができる。
であれば、反対側には、
30-9=21mm
ん?
これでは1mmクリアランスが足りないのでは?
違う!
17インチ化すると言う事は、タイヤが小径になるので、
STDより、スイングアームの広い位置にタイヤが来るはず。。。
実際には、5mmくらいのクリアランスは確保できるはずである。
しかし、この考えでは、前後タイヤのセンター位置がズレる事になる。
確かに、単純に考えれば前後でセンターは揃っていた方が良いが、
前後でズレが発生する事が、本当に大きな問題なのだろうか?
考えていたら目が冴えてきたが、
明日の仕事に差し支えるといけないので
もう、今夜は寝る事にしよう。。。。
続きはまた後日。。。。