17インチ考 | チョースケのNinja日記

17インチ考

Ninjaのリアタイヤを17インチに変更する事を考えてみた。

当然の事だが、18インチから17インチに変更すれば、
タイヤの直径は小さくなる。


そのため、必然的にリヤの車高が下がってしまう事になる。


では、どれくらい下がってしまうのか考えてみた。




まずは、基本となるデータは以下になる。


STDタイヤサイズ(後):150/70-18


17インチ化後のタイヤサイズ:180/55-17

(これを当面の数値とする)


1インチ=25.4mm



この基本データを元に、


リアタイヤ接地面からアクスルセンターまでの高さを算出するには、


インチ数×25.4/2+タイヤ幅×扁平率=高さ


で、算出される。


上記計算式に各データを当てはめると、

それぞれに以下の値が算出される。


STD :18×25.4/2+150×0.7=333.6mm


17inch:17×25.4/2+180×0.55=314.9mm


上記算出データの差分が、

STD(18inch)から17inchに変更した場合の下がり量となる。


STD-17inch=333.6-314.9=18.7mm


結果、リアの車高が18.7mm下がる計算になる。


このリア下がりの状態を補正するには、

サスペンションの長さやタイロッドの長さを調整して、

リンク周りの構成を崩さない様にしながら、

車高補正をしてやるのが一番良い方法なのだが、


それには、調整機能の付いた社外品のサスペンションと、

調整可能な社外製タイロッドに同時変更しなければならない。


しかし、ホイール変更と同時購入にはかなり大きな出費となってしまうので、

やはり、エキセントリック式のチェーンアジャスターを、

上側から下側に変更し、Rアクスルを下げる方法が手っ取り早い。



これは、姑息な手法に見えるが、

リアの車高を約20mm補正でき、

上記計算で得られた18.7mmの問題を

いとも簡単に解決してくれる。


また、この方法の一番の利点は、

ショックアブソーバーやタイロッドがSTDのままなので、

リンク周りの構成を崩さずに済むことである。



ショックアブソーバーや車高調ロッドは、

余裕が出来てから購入すればよい。