いよいよ組立て | チョースケのNinja日記

いよいよ組立て

昨日は、暖かいコメントありがとうございました。


今日は体調も良くなったので、車庫へ。。。。


残る1本のフォークの組み立てを行いました。



まずは、インナチューブ先端(正立時下)にインナガイドブッシュを取りつけます。

切り込みがあるので、手で開けば簡単に入ります。
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次に、ピストンシリンダユニットを組み付けますが、

シリンダベースと共に、インナチューブの中で合体して組み付けます(右写真の状態)
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まずは、シリンダベースを、インナチューブの先端から挿入。

※この時、シリンダベースの方向に注意する事!
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シリンダベースが出ないように、インナチューブを逆さまにして、

その上から、アウタチューブを被せる様に組み付ける。
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組んだ物を横にし、ピストンシリンダユニットを挿入。

さらに、メインスプリングでシリンダユニットを奥まで押し込む。
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スプリングシートとスペーサも規定順に入れ、トッププラグで内部に圧力をかける。

※これで、内部のピストンシリンダユニットが空回りし難くなる。
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この状態で、アウタチューブの底からアレンボルトを、ピストンシリンダユニットにねじ込むわけですが、

事前に、ネジロック剤を塗布しておく。(先日追加購入した ネジロック剤)
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そして、アウタチューブの底面から挿入し、規定トルク(6.2kg-m)で締め付ける。
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一旦、スプリングや、スペーサーを取り出し、トッププラグだけ戻して蓋をする。

※スプリングを抜いてしまうのは、オイルレベルの調整はスプリング類が無い状態で行う事と、

 この後の作業はインナチューブを沈ませた状態で行った方が、インナチューブの習動部

 を傷つける事が無く安心して作業ができるから。

 またトッププラグで蓋をするのは、この後の作業でインナチューブ内にゴミが入る事を防ぐため。
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次に、新品のアウタガイドブッシュを、アウタチューブ側に打ち込む作業を行います。

そのためには、新しいブッシュの上から、古いブッシュを入れ、打ち込みに利用します。
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打ち込み用ジグ をあてがい、その上から、先日追加購入した 塩ビパイプ(50mm径/50cm長)

を使って、上から叩き込む。底突きすると多少音が変わるので分ると思います。

※アウタチューブを覗きこみ、段差部分と同じ高さになっていれば、打ち込み完了。
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続いてワッシャを入れますが、これは力も要らず、入れるだけです。
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次は、オイルシールの打ち込みです。

これには、サランラップが活躍します。

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インナチューブの上部は比較的荒れている事が多く、事実私のNinjaはサビが浮いてザラザラです。

これでは、新品のオイルシールに傷を付けてしまいますので、ラップを巻いて保護します。

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オイルシールの内側と、巻いたラップの上からもグリスを塗布し、滑りを良くします。

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ラップが、破れてしまわないように、巻き方向に少し廻しながら入れると良いです。

その上から、今度は古いオイルシール2本を挿入(左右2本分使用)
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ブッシュを打ち込んだ時と同じ要領で打ち込みますが、今回は自作ジグは使用せず塩ビパイプだけでOK。

※思ったより力が必要ですので、思い切って叩き込みましょう!

古いオイルシール2個のうち下の1個がアウタチューブと同じ高さになったら、ほぼ大丈夫でしょう。

尚、古いオイルシールは、先の細いマイナスドライバ等で簡単に外せます。
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覗きこんで、リテーナを入れるスリット部分が見えたら、オイルシールは打ち込めています。

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最後に、リテーナを入れ、新品のダストシールを付けたら、組み立ては完了です。

※リテーナと、新品のダストシールは道具は無くても簡単に入りますが、

 ダストシールがアウタチューブに入り難い時には、塩ビパイプで軽く叩けば入ります。
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次は、フォークオイルを入れる作業の説明ですが、少し長くなりましたので、

また続きは明日にでも。。。。。


今夜は、これにておやすみなさい。zzzzzzzzzzzzz(-。-)