Fフォーク部品の点検 | チョースケのNinja日記

Fフォーク部品の点検

先日分解したフロントフォークですが、今日は各部品の点検をします。


チョースケのNinja日記-2009.01.18-01.JPG フォーク一本でも、たくさんの部品で構成されています。


まずは、メインスプリングの自由長(無負荷で自然に伸びた状態)

標準値:430.5mm  使用限度:421mm
チョースケのNinja日記-2009.01.18-02.JPG 実測値:430mm丁度でしたので、まだまだ使用可能です。



ガイドブッシュ(インナ)左写真:外側を点検。

 特に目立った傷等ありませんが、消耗品なので交換します。
ガイドブッシュ(アウタ)右写真:内側を点検。

 これも特に目立った傷等ありませんが、同じく消耗品なので交換します。

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オイルシール(左写真):内側を点検。

目で見える目立った傷はありませんが、事実オイルがにじんでいたので無条件で交換です。

ダストシール(右写真):これも消耗品なので無条件で交換。
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ボトムアレンボルト&銅ガスケットの点検

ボルトには、ネジロック剤が付着しているので、ワイヤブラシ等で清掃しておきます。

銅ガスケットは、通常交換するのが好ましいのでしょうが、見た目もきれいで痛みは無い様なので、

今回は、再利用する事にしました。
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インナーチューブの点検。

今回一番コイツが厄介で、表面にぽつぽつと錆が浮き始めています。
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それで、いろいろ皆さんのアドバイスのもと、あれこれ買って来ました。

チョースケのNinja日記-2009.01.18-10.JPG サビバスターズ勢揃いです。


金属ヘラ(スクレーパー)で、コリコリ大きめのサビを取ってみます。
チョースケのNinja日記-2009.01.18-11.JPG ガリガリと嫌な音を立てて、でも確実に落ちています。


続いて、真鍮のワイヤーブラシ
チョースケのNinja日記-2009.01.18-12.JPG 真鍮は比較的やわらかいので、手ごたえが少ない。

実際に落ちてないわけではないでしょうが、時間がかかりそうです。


続いて「ボンスター」、いわゆるスチールウールですね。
チョースケのNinja日記-2009.01.18-13.JPG これも、繊維がやわらかく、落ちているようですが、

時間と根気が必要のようです。


最後に、オイルストーン。
チョースケのNinja日記-2009.01.18-14.JPG 簡単に説明すれば、砥石ですね。

錆びてわずかに生じた突起にガリガリと手ごたえあり。

多少磨きキズみたいなものは出来てしまいますが、確実に効果あり。


最終的に、指で撫ぜてみて、ざらざら感は無くなりました。

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メッキ下からのサビは完全除去とまではいかないですが、少なくとも、

オイルシールを痛めるようなざらざらした表面をならす事は出来た様です。



サビ取りに関して、情報を下さった皆さん、ありがとうございました。
なんとか、これで当分のあいだNinjaに乗れそうです。


と言ったところで、本日も時間切れ。

次回からは、組立の作業に入ります。


では、また(^.^)/~~~