Fフォーク部品の点検
先日分解したフロントフォークですが、今日は各部品の点検をします。
まずは、メインスプリングの自由長(無負荷で自然に伸びた状態)
標準値:430.5mm 使用限度:421mm
実測値:430mm丁度でしたので、まだまだ使用可能です。
ガイドブッシュ(インナ)左写真:外側を点検。
特に目立った傷等ありませんが、消耗品なので交換します。
ガイドブッシュ(アウタ)右写真:内側を点検。
これも特に目立った傷等ありませんが、同じく消耗品なので交換します。
オイルシール(左写真):内側を点検。
目で見える目立った傷はありませんが、事実オイルがにじんでいたので無条件で交換です。
ボトムアレンボルト&銅ガスケットの点検
ボルトには、ネジロック剤が付着しているので、ワイヤブラシ等で清掃しておきます。
銅ガスケットは、通常交換するのが好ましいのでしょうが、見た目もきれいで痛みは無い様なので、
インナーチューブの点検。
今回一番コイツが厄介で、表面にぽつぽつと錆が浮き始めています。
それで、いろいろ皆さんのアドバイスのもと、あれこれ買って来ました。
金属ヘラ(スクレーパー)で、コリコリ大きめのサビを取ってみます。
ガリガリと嫌な音を立てて、でも確実に落ちています。
続いて、真鍮のワイヤーブラシ
真鍮は比較的やわらかいので、手ごたえが少ない。
実際に落ちてないわけではないでしょうが、時間がかかりそうです。
続いて「ボンスター」、いわゆるスチールウールですね。
これも、繊維がやわらかく、落ちているようですが、
時間と根気が必要のようです。
錆びてわずかに生じた突起にガリガリと手ごたえあり。
多少磨きキズみたいなものは出来てしまいますが、確実に効果あり。
最終的に、指で撫ぜてみて、ざらざら感は無くなりました。
メッキ下からのサビは完全除去とまではいかないですが、少なくとも、
オイルシールを痛めるようなざらざらした表面をならす事は出来た様です。
サビ取りに関して、情報を下さった皆さん、ありがとうございました。
なんとか、これで当分のあいだNinjaに乗れそうです。
と言ったところで、本日も時間切れ。
次回からは、組立の作業に入ります。
では、また(^.^)/~~~