[ローリング・ストーンズ] ブログ村キーワード
フィル・スペクターとローリング・ストーンズ
まずはこの曲をお聴き下さい。
耳タコだという方もいるでしょうけど、フィル・スペクターといったらこのナンバーなので。
「あたしのベビー」 ロネッツ
フィル・スペクター・プロデュースの最高傑作、「ビー・マイ・ベイビー(1963)」です。
そしてその翌年に発表されたのがこちら。
「テル・ミー」 ローリング・ストーンズ
ローリング・ストーンズで、「テル・ミー」でした(ロング・ヴァージョン)。
「テル・ミー」は「ビー・マイ・ベイビー」をお手本に、ジャガー=リチャードが書いたとしか。
ストーンズのプロデューサー、アンドリュー・ルーグ・オールダムがフィル・スペクターを信奉していたせいもあるのでしょう。
スペクター・サウンドを「音の壁(ウォール・オブ・サウンド)」と名付けたのも、アンドリューなのです。
両者はストーンズがデビューして間もない、1964年の時点で知り合ってます(ビートルズも)。
60年代初期のツアーは、数組のアーティストが一緒でした。ロネッツとストーンズは、同じパッケージ・ツアーの共演者だったのです。
ロネッツと共に渡英していたフィル・スペクターは、ストーンズのレコーディングに参加。
「リトル・バイ・リトル」で、彼らと共作しています。
(↑デビュー・アルバムなのに、タイトルもアーティスト名もジャケットにありません!!!)
Side one.
1. "Route 66" (Bobby Troup) 2:20
2. "I Just Want to Make Love to You" (Willie Dixon) 2:17
3. "Honest I Do" (Jimmy Reed) 2:09
4. "Mona (I Need You Baby)" (Ellas McDaniel) 3:33
5. "Now I've Got a Witness" (Nanker Phelge) 2:29
6. "Little by Little" (Nanker Phelge/Phil Spector) 2:39
Side two.
7. "I'm a King Bee" (Slim Harpo) 2:35
8. "Carol" (Chuck Berry) 2:33
9. "Tell Me" (Mick Jagger/Keith Richard) 4:05
10. "Can I Get a Witness" (Brian Holland/Lamont Dozier/Eddie Holland) 2:55
11. "You Can Make It If You Try" (Ted Jarrett) 2:01
12. "Walking the Dog" (Rufus Thomas) 3:10
(Nanker Phelgeは彼らのペンネーム)
(こちらは米盤。英盤とは収録曲が違います)
「リトル・バイ・リトル」 ローリング・ストーンズ
「ノット・フェイド・アウェイ(Buddy Holly/ Norman Petty)」でも、フィルはマラカスを演奏。
「ノット・フェイド・アウェイ」 ローリング・ストーンズ
ストーンズはレコーディングの際はイギリスを離れ、アメリカのシカゴやハリウッドで行うように。
アメリカ・レコーディングを手助けしたのも、フィル・スペクターなのだそう。
フィル・スペクターの右腕ともいえる、ジャック・ニッチェ(「ビー・マイ・ベイビー」の画像にも彼の名が)がキーボード奏者のいないストーンズの為に一肌脱いでます。
さてここからが今回の目玉。
プロデューサーのアンドリュー・ルーグ・オールダムは、自らもアルバムをリリース。
大半はストーンズ・ナンバーのインストなのですが、敬愛するフィル・スペクター作品も。
「ダ・ドゥー・ロン・ロン」 アンドリュー・オールダム・オーケストラ
やる気の見えないヴォーカリストは、ミック・ジャガー。
シャカリキになって歌うのは聴き慣れていますが、こんな眠たげなヴォーカルは滅多に聴けないかも。
プロデューサーの顔を立てて、しぶしぶ引き受けた仕事なんじゃ。
オリジナルは、それはそれは素晴らしい出来です。
「ダ・ドゥー・ロン・ロン」 クリスタルズ
↓ビートルズがアメリカに上陸した際、フィル・スペクターも同じ機内にいたとか。ビートルズのプロデューサーは、世界に3人しかいません。フィルはその内の1人です。
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フィル・スペクターとローリング・ストーンズ
まずはこの曲をお聴き下さい。
耳タコだという方もいるでしょうけど、フィル・スペクターといったらこのナンバーなので。
フィル・スペクター
「あたしのベビー」 ロネッツ
フィル・スペクター・プロデュースの最高傑作、「ビー・マイ・ベイビー(1963)」です。
そしてその翌年に発表されたのがこちら。
「テル・ミー」 ローリング・ストーンズ
ローリング・ストーンズで、「テル・ミー」でした(ロング・ヴァージョン)。
「テル・ミー」は「ビー・マイ・ベイビー」をお手本に、ジャガー=リチャードが書いたとしか。
ストーンズのプロデューサー、アンドリュー・ルーグ・オールダムがフィル・スペクターを信奉していたせいもあるのでしょう。
スペクター・サウンドを「音の壁(ウォール・オブ・サウンド)」と名付けたのも、アンドリューなのです。
両者はストーンズがデビューして間もない、1964年の時点で知り合ってます(ビートルズも)。
60年代初期のツアーは、数組のアーティストが一緒でした。ロネッツとストーンズは、同じパッケージ・ツアーの共演者だったのです。
ロネッツと共に渡英していたフィル・スペクターは、ストーンズのレコーディングに参加。
「リトル・バイ・リトル」で、彼らと共作しています。
(↑デビュー・アルバムなのに、タイトルもアーティスト名もジャケットにありません!!!)
Side one.
1. "Route 66" (Bobby Troup) 2:20
2. "I Just Want to Make Love to You" (Willie Dixon) 2:17
3. "Honest I Do" (Jimmy Reed) 2:09
4. "Mona (I Need You Baby)" (Ellas McDaniel) 3:33
5. "Now I've Got a Witness" (Nanker Phelge) 2:29
6. "Little by Little" (Nanker Phelge/Phil Spector) 2:39
Side two.
7. "I'm a King Bee" (Slim Harpo) 2:35
8. "Carol" (Chuck Berry) 2:33
9. "Tell Me" (Mick Jagger/Keith Richard) 4:05
10. "Can I Get a Witness" (Brian Holland/Lamont Dozier/Eddie Holland) 2:55
11. "You Can Make It If You Try" (Ted Jarrett) 2:01
12. "Walking the Dog" (Rufus Thomas) 3:10
(Nanker Phelgeは彼らのペンネーム)
(こちらは米盤。英盤とは収録曲が違います)
「リトル・バイ・リトル」 ローリング・ストーンズ
「ノット・フェイド・アウェイ(Buddy Holly/ Norman Petty)」でも、フィルはマラカスを演奏。
「ノット・フェイド・アウェイ」 ローリング・ストーンズ
ストーンズはレコーディングの際はイギリスを離れ、アメリカのシカゴやハリウッドで行うように。
アメリカ・レコーディングを手助けしたのも、フィル・スペクターなのだそう。
フィル・スペクターの右腕ともいえる、ジャック・ニッチェ(「ビー・マイ・ベイビー」の画像にも彼の名が)がキーボード奏者のいないストーンズの為に一肌脱いでます。
ジャック・ニッチェ
ジャック・ニッチェ & キース・リチャード
さてここからが今回の目玉。
プロデューサーのアンドリュー・ルーグ・オールダムは、自らもアルバムをリリース。
大半はストーンズ・ナンバーのインストなのですが、敬愛するフィル・スペクター作品も。
「ダ・ドゥー・ロン・ロン」 アンドリュー・オールダム・オーケストラ
やる気の見えないヴォーカリストは、ミック・ジャガー。
シャカリキになって歌うのは聴き慣れていますが、こんな眠たげなヴォーカルは滅多に聴けないかも。
プロデューサーの顔を立てて、しぶしぶ引き受けた仕事なんじゃ。
オリジナルは、それはそれは素晴らしい出来です。
「ダ・ドゥー・ロン・ロン」 クリスタルズ
↓ビートルズがアメリカに上陸した際、フィル・スペクターも同じ機内にいたとか。ビートルズのプロデューサーは、世界に3人しかいません。フィルはその内の1人です。
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