- 千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)/野村 進
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凄い本だなぁと言うのが率直な感想ですね
老舗と言われている会社の凄さと誇りに感銘を受けました。
そして、それは日本的だということも初めて知りました。
まじめに誇りとプライドだけでなく
時代と共に、常に変化し
でも、根本的なものは採算を除外し守り続けてゆく
もちろん、懸命にしていても、潰れていく会社がほとんどです。
その中で、生き残っていくすごさに感動しました。
そして、どの企業(老舗)にも
試練が何度も訪れ、それを死に物狂いで耐え
現在に至っています。
どれだけ眠れない日々が続き
どれだけ、心を痛め
どれだけ悔しい思いをしてきただろうか?
と考えるだけで、涙が出てきます。
「金剛組を潰すのは大阪の恥」
と言う思いを一つに、名前を残し、続けることが出来ています。
(宮大工の企業が手を組んで)
日本最古の企業です。
みんなの心意気に感動したし
粋だと思いました。
そして、殺伐とした現代ですが、その中でも昔と変わらない
温かいものが脈々と私達日本人の魂に受け継がれているんだと
確信しました。
老舗と言えば、血縁が跡取りになっていくというのが
多いですが
日本では、柔軟な考えもあるみたいです。
娘婿であったり、跡取りがいなければ
他人でも優秀なら、受け継いで言っているみたいです。
先日、テレビで焼酎の杜氏の所に行ったとき
そこも、家族でしているところでした。
お母さんが杜氏になり(父親から受け継いだ)
守って行っているのですが
家族でされているんですねの問いに
家族じゃなきゃ、ついて来れないんですよ
従業員は辞めていってしまいますって言われていました。
忙しい時期は、半年間休みなしだったり
夜中も来て、作業があったりするそうなので
家族以外では、着いてこられないそうです。
そうやって、家族で守り抜いていっているんだと感じました。