先月リリースの、BSMFでも人気のシリーズ、BLUES WOMEN SERIES 2タイトルをご紹介。
一人は、ニューオーリンズ系ブルース・R&Bピアニスト&シンガーのイーデン・ブレント。
好調に売れているようです。内容が良いだけに、もっともっと多くの人に聴いて欲しい一枚です。
もう一人は、いまだ弱冠25歳と言う若き(美人)ブリティッシュ・ギタリストのダニー・ワイルドのセカンド。
BSMF-2192 イーデン・ブレント 『エイント・ガット・ノー・トラブル』
2010.10.22 release
<BLUES WOMEN SERIES 46>
ミシシッピ発、今、全米で最も注目される女性ブルース・ピアニスト&シンガー、イーデン・ブレントのニューアルバムが日本リリース!2008年の前作『ミシシッピ・ナンバー・ワン』がブルース・ミュージック・アワードを受賞し、乗りに乗る彼女が、本作の全曲でギターを奏でるコリン・リンデンをプロデューサー(メイヴィス・ステイプル、カサンドラ・ウィルソンなど)に迎え、ご機嫌なローリング・ブギー・ピアノにのせて渋い歌声を聴かせる!他にも、ベースにミーターズのジョージ・ポーターJR、オルガンにジョン・クリアリーなど豪華メンバーが参加。ニューオーリンズで録音された雰囲気も満載の強力作。
-プロフィール-
ミシシッピー出身。グリーンヴィルでピアニストのブーガルー・エイムズに師事し、84年頃より地元クラブ、レストランなどで演奏活動を始める。ブルース、ジャズ、ソウル、ポップと全てのジャンルを網羅する、そのローリング・ブギー・スタイルのピアノ・プレイはもちろん、ベッシー・スミスやダイアナ・クラールといったジャズ・シンガーから、時折見せるジャニス・ジョップリンを彷彿させる情熱的なヴォーカルが魅力で着々とファンをつけていく。2003年、自主制作の『サムシング・クール』でデビュー。その後もコンスタントに活動を続け、インディアーチストの登竜門、インターナショナル・ブルース・チャレンジに選出される等、徐々に活動の場を広げる。2008年晴れてイエロー・ドッグ・レコードと契約、正式デビューアルバムとなる『ミシシッピ・ナンバー・ワン』をリリース。ブルース・ミュージック・アワードはじめ、音楽各賞を受賞。一躍その名は全米で注目される。満を持して本作で更なる飛躍を遂げるべく、期待されるブルース・ウーマン。
BSMF-2191 ダニー・ワイルド 『シャイン』
2010.10.22 release
<BLUES WOMEN SERIES 45>
イギリス発、25歳の美人ブルース・ギター・ウーマン、ダニー・ワイルドが、あの敏腕プロデューサー(フリートウッド・マック、サヴォイ・ブラウン、エリック・クラプトンなど)のマイク・ヴァーノンを迎え、歌にギターに磨きを賭けた渾身のセカンドアルバム。オリジナル楽曲を中心に全曲飽きさせないアレンジで聴かせる11曲。弟、ウィルのハーモニカも益々絶好調で、彼をフューチャーしたストーンズの『ミス・ユー』のカヴァーも絶妙だ。注目の一枚。
-プロフィール-
85年イングランド生まれ。幼い頃、父の影響で60年代のシカゴ・ブルース、モータウン、スタックスを聴いて育つ。14歳の時に地元のブルースフェスでスーザン・テデスキー、スー・フォーリーなど女性ブルース・シンガー達を見てギターに目覚める。その後、イギリスの有名なベテラン・フォーク・シンガーのMaddie Priorに見いだされコンサートにゲスト参加し聴衆より大絶賛を浴びる。それが転機となり03年18歳でビッグフェスへ出演、BBCラジオなどからインタビューを受け人気も急上昇中。04年初のEP「イン・ザ・ムード」をリリース、06年にはロイヤル・アルバート・ホールでのThe Vines Festivalにも出演。08年念願のデビューアルバム『ヒール・マイ・ブルース』を引っさげ、デボラ・コールマンらとともにワールドツアーを行う。これらの経験を元に成長した彼女が放つセカンドアルバムが本作。リリース後のワールドツアーも予定されている。今後が楽しみなブルース・ギター・ウーマン。