懐かしいAZ-1の修理
久しぶりの更新です。
ごく当たり前の修理仕事にバタバタと振り回されて更新が出来ていませんでした。
今回更新の内容もごく普通の修理ですが懐かしいAZ-1だったので載せてみました。
実は私、マツダで試作の仕事をしていた時期があり、その頃AZ-1が誕生しました。
色々思い出すことがありますが・・・修理の内容に戻ります。
今回修理するAZ-1はK4GPセパン24時間耐久レースinマレーシア においてクラス優勝した車です。
レース中にぶつけられた部分の修理になります。
右側が損傷が大きい感じ。
牽引フックが刺さった跡も見えます。
この状態で完走出来ただけでもすごいかも!!
アウター部品は持込。
インナーのバックパネルのみ中古を用意しました。
不要部は外して使います。
問題ないので外装パネルを塗装すれば完成。
また頑張って良い成績を。。。
あれ??走行充電が・・・
近場でのんびりしようとキャンピングカーで三瓶山に行った時のこと。
夜に突然室内の電気が切れ真っ暗に???
夜なので何が起こったか分からずどうしようか悩んだあげく2泊目を諦め帰ることに。
帰って調べると走行充電が機能していない事が判明!!
いったい何時から・・・。
ソーラーパネルも付けているので充電不足に気が付かなかったようです。
でっかいサブバッテリー積んでます。
その横に走行充電用のリレーがあります。
この車には一番安いリレーで走行充電してます。
安くて壊れにくいと言われるリレーもたまには壊れるようです。
バッテリーの上にあるには新品のリレー。
作業は同じ物なので簡単に終わりました。
直ぐに復活。。。
ただこのままではまた壊れた時に気が付かない可能性があるので・・・・考えました。
LEDランプを付けてみました。
リレー異常(=走行充電不良で)でヒューズが切れれば点かないので
少しは役に立つはず!!??
パンサーの修理
ちょこっとした修理ですが初めての車両でもあるため書いておこうと思います。
なんとどんな材質で作られてるのか・・それすら知りません。
まずは材質確認。。
予測はFRPでした。パネル裏にグラスマットが貼ってある部分もありそのような予測になりましたが
よーく見るとパネルの端末がオカシイ・・??FRPでは無さそう・・・。
結果アルミと判断しました。FRPは面強度確保や飛石による保護で貼られているようです。
なぜかドアだけは鉄板。ミニの流用部品が多々あります。
実際の修理はペーパー目が目立つ為再塗装、キャリヤやアンテナを取外して取付穴の穴埋め、多少板金。
リベットが多く簡単ではありません。
バラしていくとさすがは手作り。。といった作りです。
当方では高価なTIG溶接は出番が少ない理由で
持っていません。いつもガス溶接で済ませます。
アンテナ穴は別のアルミを繋げましたが
板厚違いで段差があります。
ここだけの為にアルミ仕入はご勘弁なので
これで進めます。
ここで削った塗膜が少しギザギザなのが分かるでしょうか?
元々荒いペーパーで作ってるようです。
時間が経つにつれ表面にペーパー目が現れたように感じます。
アルミも結構軟らかいです。1.5㎜位の厚さなのに木槌でかるーく叩いただけで凹んでしまいます。
アルミ合金系ではないかも・・・生アルミ??FRPが貼ってある事に納得してしまいました。
今年中に仕上げなければいけないのでこの辺で・・・
















