CSTI(総合科学技術・イノベーション会議)の上山(うえやま)隆大議員は、「今はどんな分野の何がイノベーションにつながるのか予想できない時代だ。そのため少額でよいから若手に広く研究費を出し、研究基盤となる“苗床”をつくるのが最良の方法」と強調する。
【2018/8/8 ニュースイッチ 日刊工業新聞】
2018年度の日経新聞の調査で
日本の科学技術力が下がっているとありました。
現在、アメリカ、欧州、日本など先進国が上位を占めています。
でも、これらの国の10年後は下がっているという予想です。
それに比べ、
4位~7位である
中国、インドなどでは
成長が素覚ましいと言われています。
そうなんです。
10年後の日本は、
中国やインドに
IT,機械、エンジニアリング、自動車などで
抜かれてしまう!
それはたいへんだなぁ~
でも、日本の企業は11位でも2000億円の
研究費をかけているのに・・・
2018/7/26 日本経済新聞より
最近では大学と企業との連携という【産業官連携】が言われています。
確かに大学で、広く総合的に学ぶことと
研究開発費を持つ企業とが結びつくなんて最強ですね。
そうそう、
今年6月に空調機メーカーの【ダイキン工業】が
「大阪大学との連携で2年間新入社員に勉強させる」という話がありましたね。
今や、『IT,IOTを学ぶだけでなく、
それを使って何をするか』というところまで
求められるようになっています。
さて、政府も
いかに日本から世界的研究論文を生み出せるか検討中です。
それは、多くの若手の研究者に
さほど多くない研究費を出して
研究の基盤に
「芽が出てきた」というところで
大きな研究費を投資するというものです。
研究費の分散により
チャンスを掴むことができる若い研究者たちが誕生ですね。
これが成功すれば
ここからの10年の展望は明るいですよ。
日本の研究開発力は世界で見直され、
きっと科学技術力も上がりますよ。
情報引用元:
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO3341630025072018TJ2000/