10周年記念・石川五右衛門『10年振返り21「番外06・巌流島」』 | 武士道記

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劇団武士道のブログ

劇団武士道10周年記念公演
『石川五右衛門~京の都編~』

本番1週間前になりました!!

全力で仕上げていきます!!

 

 

石川五右衛門という人物のおさらい

 

いしかわごえもん(生年不詳~1594/10/8)
 

出生地は伊賀・遠江・河内・丹後などの諸説あり
伊賀流忍者の抜け忍で百地三太夫の弟子とされる
三太夫の妻と密通した上に妾を殺害して逃亡
その後手下や仲間を集めて、盗賊の頭となり悪事を繰り返すが
相手は権力者のみの義賊だったため
豊臣政権を嫌う庶民の英雄的存在になっていた

釜茹での刑についてもいくつか説があり
子供と一緒に処刑されることになっていたが
高温の釜の中で自分が息絶えるまで
子供を持ち上げていた説
苦しませないようにと一思いに子供を釜に沈めた説
またあまりの熱さに子供を下敷きにしたとも言われている

処刑される前に
「石川や 浜の真砂は 尽くるとも 世に盗人の 種は尽くまじ」
と辞世の歌を詠んだという

従来その実在が疑問視されてきたが
イエズス会の宣教師の日記の中に
その人物の実在を思わせる記述が見つかっている

江戸時代に創作材料として盛んに利用されたことで
高い知名度を得た。

 

 

 

劇団武士道10年を振り返る!

21回目は

武士道公演~夏の陣

『巌流島』

 2017年8月19日~22日 武蔵野芸能劇場

 

~あらすじ~

世が徳川の治世に治まりつつある頃
南光坊天海の意向を受け日々人を斬り続ける剣客がいた
その名を、佐々木小次郎
真意を隠し戦い続ける小次郎に、次なる標的の名が告げられる
その者の名は天下に名高き剣豪・宮本武蔵…
一方の用心棒として暮らす宮本武蔵は
立ち会う武士の不甲斐なさに嫌気がさしていたが
不意に転がり込んだ少女から仇討ちの依頼を受ける
復讐と使命、誇りと謀略
すべてはひとつに繋がり、二人の剣客をある地へといざなう…
決闘の場所は「巌流島」
後世に語られた伝説の決闘、その知られざる真実が今ここに…
そして、その結末とは…

 


~多恵子役の會美有菜さんが当時を振り返る~
劇団武士道10周年おめでとうございます!
私は実は舞台とは全く関係ないところからの御縁で、

第十四陣本公演「真田幸村」の時にラストの現代パートで

出演させていただいたのがきっかけで、

この「巌流島」が初めての時代劇でした。

しかも伊賀忍者。舞台での殺陣も初めて。
運動得意ってわけでもないので気合が変な方向に空回りして(笑)

腰を痛めるアクシデントもありました。。。

でも、この舞台はいくつになっても新しいことにチャレンジできる、

形にできるんだって教えてくれた作品でした
武士道さんはいつでも家族みたいな座組みで大好きです!

これからも素敵な作品で多くのお客様を魅了してほしいです♪

その時はまた参加させてくださいっ(本音


あ、余談ですがこの舞台の主演・佐々木小次郎役の

大次郎さんの髪結い担当も私でした。これ結構こだわってやってたんですよ!!

 

 

~桜子役の佐藤さやかさんが当時を振り返る~
前回出演させて頂いた「巌流島」では、初めての時代劇&日本舞踊、

そしてお酒が飲めない私が酒好きの桜子という役でしたが、

皆さんに助けて頂きながらとても楽しんで演じる事が出来ました!

 

 

出演した今回のメンバーは
 幸村宏行 冨田樹梨亜 大沢豪士 大次郎 道畑勇介 春 

 遊達人  桑野結女凜  會美有菜 佐藤さやか 平安名秀斗 里見卓


劇団武士道10周年記念公演
『石川五右衛門~京の都編~』
原作:脇太平
脚色・演出:幸村宏行
2019年
2月23日(土)14:00/19:00
2月24日(日)13:00/18:00
2月25日(月)13:00/17:00
中目黒キンケロ・シアター
チケット予約 http://bsd-web.com