劇団武士道10周年記念公演
『石川五右衛門~京の都編~』
稽古10回目終了!!
シーンをコンパクトにして抜き稽古
明快な交流が出来上がりつつあります!!
劇団武士道10年を振り返る!
第7回目は
特別公演其ノ二
「辿り着く場所-THE PLACE WHICH ARRIVES-」
2012年6月5日~10日 シアター1010小劇場
~あらすじ~
一ノ瀬家の用心棒、坂ノ上幸之城はある夜、
屋敷の宝を狙う盗賊団と相見える。
義賊を語る盗賊団は、権力を利用して
悪行を働く藩主・一ノ瀬元才を懲らしめ 民百姓を救うと襲い掛かる。
これに対し幸之城は、元才の人柄と行動は人々から
絶大な信頼を受けていると返し盗賊達を 追い払う。
一夜明け、事の真相を確かめるため幸之城
屋敷に潜入した盗賊団達は再び幸之城と遭遇する。
事実を見せるために滞在を許す。元才の帰りを待つ盗賊達。
元才悪行の噂、それはとてつもない陰謀へと繋がっていた!
陰謀の裏側に潜む巨大な影と幸之城に隠された秘密、
そしてその結末とは…
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ある家系の庶子として生まれ
運命を弄ばれた幸之城
あるとき、刺客に襲われ、素性を明かされる
自信の生まれた意味を示すため
父に戦いを挑む
~主演坂ノ上幸之城役・大次郎のパンフレットコメント~
『幸せ』
現在、自分にとっての『幸せ』はなんだろう?
それは他でもない、父・母ともに健在であるということです。
自分が何をして生きようとも、
その根本は両親が居てくれることが支えになって
やっていけているのだと思っています。
時代劇を始めてからこの事を色濃く感じるようになりました。
戦国時代、武将達は何人もの側室を抱え多くの子を産ませました。
嫡男ならば後継ぎとして大事に育てられますが、
それ以外の子達はお家繁栄の名目で幼くしてあちらこちらへ使わされ、
自分が誰の子なのか実感の無いまま生涯を終えることが
当たり前だったのでしょう。
そのような運命を背負った子供たちは一体何を支えに生きていたのだろう?
それを考えれば考えるほど、
両親が居ながら勝手気ままに生きられる自分自身が
只の未熟者なのだなと思えてきました…
そんな未熟者の大次郎が此度の主演を担う事になりました。
生涯初。ようやく『辿り着いた』と思いますが、しかしながら我れまだ未熟者ゆえ、
これは劇団での父・幸村座長から与えられた試練であり、
この作品に関わる全ての人に支えられた上で立って居られる
『場所』なのだと感じます。
関わる全ての人の『思い』を背負って『坂ノ上幸之城』として生きます。
本日はご来場頂きまして誠にありがとうございました。
この『思い』
お客様の心に刻みつけられるよう『大次郎』が
全身全霊をかけて舞台に臨みます。
この場所で皆様にお披露目できることもまた大きな『幸せ』です。
レッツ武士道!!
辿り着く場所に出演した今回のメンバーは
幸村宏行 塚田龍二 大沢豪士 大次郎 道畑勇介 春 本田ようこ 蛯子翔
劇団武士道10周年記念公演
『石川五右衛門~京の都編~』
原作:脇太平
脚色・演出:幸村宏行
2019年
2月23日(土)14:00/19:00
2月24日(日)13:00/18:00
2月25日(月)13:00/17:00
中目黒キンケロ・シアター
チケット予約 http://bsd-web.com