帰ってきた蛍~令和への伝承~ | 大次郎 侍心 SAMURAI-HEART

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サムライプレーヤー☆大次郎の直情系ブログ

お友達の半井小絵さん出演

『帰ってきた蛍~令和への伝承~』を観劇

 

彼らは勇ましかった… 彼らは強かった… そして彼らは… 

たまらなく優しかった…
大東亜戦争末期の昭和20年…。 

米軍は沖縄に上陸し、いよいよ本土に狙いを定める中、
故郷を想い、

愛する人々を守る為に決死の特攻に飛び立った若者達がいた。
彼らの末期のひと時に無限の情をそそいだ富屋食堂の女将、

鳥濱トメ…
その交流を描いた真実の物語―――。

 

 

この作品は2007年から上演され何度も再演されている

実在する鹿児島知覧富屋食堂の女将トメさんと

特攻隊員との交流を描いた実話といってもいい物語だ

 

戦火に生きる日本人たち

1941年から始まった日米戦争において

出撃を待つ時の特攻隊員の気持ち

部下を出撃させる上官の気持ち

出撃を見送る女たちの気持ち

 

およそ80年前の出来事でも

現在の我々の多くは

当時の先人たちの気持ちを理解できるはず

国家間の戦争における大前提は

国土を守ること

国があっての国民、そして人生

あの時もし日本がなくなってしまっていたら

今を生きる我々の多くは生まれることができなかったと思う

 

結果として戦争に負けて多くの人が亡くなった

しかし日本は連合国軍による7年の占領時期を経て

主権を取り戻し現在も国が存続している

国が滅びなかったのはいわずとも先人たちのおかげ

その先人たちの努力のあとに我々は存在している

 

劇中で特攻隊員のひとりが

「死ぬのは怖くない

でも死んだら俺のことを忘れられてしまうことが怖い」

セリフは正確ではないがこのような表現があったと思う

もし国が滅びれば特攻隊の記録は消されてしまう

ということ

特攻隊はおろか、日本の全ての記録が消されて

占領軍の都合に合わせた歴史に改変されてしまうのだ

 

なんとなく分かる

国が滅びる恐怖

自分が死んだ後、家族、友人はどうなるのか

自分のことを知っている人さえいなくなってしまったら

自分は何のために特攻するんだ

こんなことを当時の方々は考えたかもしれない

二十歳前後で国家の重責を強いられる

本当に計り知れないことである

でも彼らは国を守ってくれた

その記憶は我々がしっかり受け継いでいる

そして我々も語り継いでいかなければならない

 

戦争者で軍の上官はおおよそパワハラに描かれる

引き立て役としての対比なのだろうが

だからといって本当にそんな人ばかりだと思っていないだろうか

中には部下の特攻に心を痛めた人も多いだろうと思う

若者が目の前で死に、老いぼれがおめおめと生き残る

人間としてそんなつらいことはないはずだ

しかし現実がそうさせてしまった

特攻には突撃まで耐えられる体力が必要

必然と若者が対象になってしまったのだ

そして特攻を完遂するために情は一切捨てる

だから上官はパワハラになってしまうのだろう

心の中では泣いていたと思う

泣かないわけないでしょうみんな日本人なんだから

 

お天道様の下に正しい行いをする

御先祖様に手を合わせる

天皇陛下を思い国旗を掲げる

これが本来の日本人です

この中に様々な日本人たる心が集約されていると思います

 

そして隊員たちに食堂でご飯を食べさせていたトメさん

故郷を離れた若い隊員たちにとって

母親代わりのトメさんにはどれだけ癒されたことか

トメさんも息子のように思っていた若者たちが

出撃してしまうことにどれほど悲しさを覚えただろうか

でもその悲しみをぐっとこらえて凛として送り出す

国を守るということをしっかりと自覚している

隊員たちが任務を果たせるように心も体もケアする

優しいだけではない強い女性だと思います

トメさんの娘礼子とその同級生たち女学生は

軍の工場に勤め軍服の洗濯やらなにやら

軍属以外の人間も出来る限りのことを率先してやった

国民が力を合わせて戦ったという証明でしょう

 

 

とはいえど

「特攻隊を美化するな」

という声を聞くことがある

何が「美化」なのかわからんけど

その意図は何だろうね

先人の行いを尊ぶことの何が悪い

今自分が生きている幸せを感じることの何が悪いんだ

戦争が起きて日本が負けたことは事実

その事実を知って受け止めて

悲劇を繰り返さないように備えるのが必要なことだろう

それをして何が悪いものか

「美化」なんていう奴らこそ

戦争反対とか、軍拡反対とか

事実を知らずに聞かずに目を背けて

誰のおかげで今自分が生きているのかさえも考えずに

軽がるしく言ってるだけのクルクルパーにしか見えない

戦争がいかにして起きたのか

知りもしないから軽々しく言えるんだと思う

教科書に載ってないもんね

TVも新聞も戦争の発端なんて真実の報道したことないと思う

だから知らない

事実を知らないくせに「我々は戦争で他国に悪いことをした」

とだけ刷り込まれて生きているというなんて哀れな

なぜ発端を知ろうとしないんだろう

我々の先人は本当に悪だったのかと

なぜ疑問に思わないんだろう

敗戦したら戦勝国に好き勝手にやられるのが戦の常

ってことなんで思いつかないんだろう

「我々は戦争で他国に悪いことをした」は

戦勝国が自分たちを正当化するために

敗戦国に仕掛けた罠なんだ

そんなことも知らずに言ってる奴らはほんと哀れ

話にならないので無視です

 

我々の先人は祖国を守るために戦ったのです

我々の暮らしを守ってくれたのです

だから我々も力を合わせて

これから生まれてくる子供たちのために

祖国を守りましょう

 

この公演はオンライン配信されています

是非ともこちらからご視聴ください

 

令和に伝承

永遠に伝承

 

デハ!!