五右衛門~終幕 | 大次郎 侍心 SAMURAI-HEART

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劇団武士道第十七陣本公演

『五右衛門~伝説の盗賊へ』

全日程終了

 

 

劇場は千代田区立内幸町ホール

昨年11月私が大けがした現場であり

実はその前に使用したときも共演者がケガしてしまった過去があり

3回目も何が起こるかわからないという状況でした。

 

実際のところ、刀が折れたり、のどの調子が悪かったり

トラブルは起こりましたが致命的なものはなかったのでよかったです。

ご来場いただいた皆様

応援してくださった方々

誠にありがとうございました!!

 

お話は

義賊として筑前の地で活躍する盗賊団・籠の鳥に

五衛という抜け忍が加わり

最大の目標、筑前の本拠小倉城へ盗みに入るが

その後、籠の鳥の隠れ家を嗅ぎ付けられ

籠の鳥の頭・右門甚之介が殺害される。

絶対的なお頭を失った籠の鳥だが

甚之介は死に間際五衛に頭の座を託す

五衛は悩んだ結果

甚之介の羽織を纏って頭を引き継ぐことを決意する

そして単独で小倉城に乗り込み甚之介の敵を討つと告げる

団員の反発を受ける中

甚之介のすべてを受け継ぐ覚悟があることを説き

名を変える

籠の鳥のモットー

「石のように固い決意と川のように流れる柔軟な考え」

甚之丞の姓・右門と五衛を合わせて

『石川五右衛門』

五右衛門は小倉城に乗り込み見事単独で

甚之介を殺した小倉城主の木戸宗近を斬る

このことで太閤秀吉を敵に回した盗賊団は五右衛門一党と名前を変え

この地を旅立つ

 

簡単に言うとこんな感じです

大次郎は盗賊団籠の鳥のメンバー・孔雀(くじゃく)を演じました。

頭である甚之介と大概は共に行動するのと、武器の管理もやります

前半は酒を飲んで酔っ払って敵に襲われて戦って

刀を鍛冶屋にもってってというのをやってましたが

 

撮影:石黒伸二

 

後半甚之介が死んでからは

甚之介が五衛に頭の座を託したことで揺れ動きます

ぽっと出の五衛がいきなり頭になるのは納得できない

でも親分の死ぬ間際の言葉を無視できない

 

撮影:石黒伸二

 

決め手は五衛の覚悟の度合いになった

甚之介のすべてを引き継いで盗賊団籠の鳥を生まれ変わらせる

その手始めとして一人で甚之介の敵を討ってくるとのこと

甚之介の敵を討ちたいのは籠の鳥の誰もが思っていることだが

それだけの覚悟を決めたのなら見送る

ただし、刀がボロボロなので鍛冶屋にだけは連れていく

 

撮影:石黒伸二

 

鍛冶屋でも鍛冶弟子おこんの期待を受け入れた姿を見て

五衛を「親分」と呼ぶ気になった

そして見事単騎でかたき討ちを成し遂げた五右衛門と仲間共に

京の都へ向かって旅立つ

 

撮影:石黒伸二

 

 

デハ!!