ちょっとワイドショーをにぎわせてる話題
同業なので気に留めざるを得ないが
「舞台降板」という言葉は胸に突き刺さりますね。ひと事じゃない
二人の女優さん、知り合いではないが
ひとりは5月に観た知り合いの舞台に出ていた人
もう一人は昔スーパー戦隊のピンクをやってた人だ
劇団の事情、事務所の事情、個人の事情はわからないし
降板したのかさせられたのか知ることはできない
ましてや無名の私が意見できるわけもないが
ただ思うのは
自分がその立場になったら「お客様に申し訳ない」以外ない。
当たり前だけど
お客様にお金をいただいて
観ていただくためにやっていることだからね。
もちろん女優さん個人の判断で降板になったわけではないと
信じますが、お客様にとってそんなことは関係なくて
「やめるってどういうこと!?」でしかない。
この業界は一般常識が通じないという風潮はお客様には通じない
「プロフェッショナル」という言葉に、別の意味はないと思う
そして事情を外に漏らすのは恥だと感じます。
先日観た舞台でも
本番当日のリハーサルで大ケガを負って降板になった方を知っている
あと、インフルエンザとか
体のことでやむを得ない事態になることもあると思う
それも無念だ。
無名の私の現状では
お客様は勝手に来てくれるものではなく
自分で会いに行って何度も会って知ってもらって興味を持ってもらって
初めて観に来ていただけるものと考えている
観ていただける喜びを感じ
楽しんでいただくために果たすべき責任を感じる
それを毎回繰り返す
お客様がいなくなったらそれはもう引退だ
だから、どんな苦境に陥ろうとやめるわけにはいかんのです
まとめると
自分と、座組に関わる役者さんたちとで
降板なんてありえない
ってことでw
デハ!!