今回フロンターレがタイトルを賭けた戦いに敗れた相手
鹿島アントラーズ
2016年のリーグで年間勝点59の3位ながら
チャンピオンシップで優勝した
フロンターレは年間勝点72
4勝1分け分の差があるにも関わらず負けた
今年のチーム力は明らかにフロンターレの方が上
でも負けたのは何故か
過去を振り返ると、勝負の試合ですべて負けているのを
私も目撃している。
最初は2000年のナビスコカップ 国立競技場
J2降格まったなしだったフロンターレが何故か運よく決勝まで進んでしまった
そんなチームがリーグで優勝争いをしているアントラーズに勝てる訳がなかった
予想通り完敗。アントラーズはリーグと天皇杯も制し史上初の三冠王者になった。
2回目は2007年の天皇杯 国立競技場
これは準決勝でアントラーズと対戦
この時のチームはリーグでも上位を狙えるようになっており
移籍を機に日本代表になったGK川島、MF中村、FWジュニーニョなど
J屈指の実力者が揃い、リーグでもアントラーズ勝っている
今度は勝てるかと思いきや、また負けた。
決勝はJ2降格が決まった広島だったので
もしここで勝てれば優勝できたかもしれない
やはりアントラーズが壁となった
そして今回の天皇杯決勝
どうしても勝たなければいけないって使命はなかったのか
アントラーズが勝負どころで勝てる理由
それはクラブとしての実力そのものとしか考えようがない
Jリーグ加盟に99.99%無理だと言われた前身の住友金属が
県にサッカースタジアムを建設させ、ブラジルの英雄ジーコを呼んだ
ジーコは開幕戦でハットトリックを決める活躍を見せ
アントラーズを常勝軍団にするための普遍的な思想を残した
クラブそのものが勝利をかち取るためのメンタルを持って
動いていると感じられる
フロンターレのサッカーは観ている人を魅了する
選手たちはこぞって「自分たちのサッカーができたorできなかった」
という言い方をする
でもそれにこだわっていたら勝てない
勝負にこだわらなければ勝てない
「自分たちのサッカー」はザックジャパンの時に聞き飽きたセリフ
ぶっちゃけ負け犬のセリフw
チームが出来て20年経ってるんだから
そろそろ魅せるサッカーと勝つサッカーを両立させてくれないか
デハ!!