みどころ~忍~ | 大次郎 侍心 SAMURAI-HEART

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サムライプレーヤー☆大次郎の直情系ブログ

本日は公演初日です。私が演じる真柴雷蔵(ましばらいぞう)は伊賀の忍。江戸幕府よりある重要人物の捜索を命じられた部隊の隊長。我が部隊は男5名女1名で構成され、それぞれの特技を駆使して捜索任務にあたっている。伊賀の頭領は言わずと知れた服部半蔵。おっと忍者は影に生き、闇に消える存在ゆえ、簡単に身元は明かさない。でもちょっとだけ忍者とは実際なんぞや?ってことを舞台が始まる前に語っておこうか。
忍者は、
鎌倉時代から江戸時代の日本で、大名や領主に仕え諜報活動や暗殺を仕事としていたとされる個人ないし集団の名称、武士や足軽といった身分の集団とはまた別の立場にあった。
忍者は、
世に正体をさらさないために、普段は農業をしたり、行商をしたり、変装したりして各地の情報を探る一方、指令が下ると戦場やその後方へ出向き、工作活動に励んだ。農具や雑貨を携帯し、それを武器や道具として使いこなす。 
忍者の仕事は、
戦場での諜報活動・謀略活動 
諜報活動:敵の情報をきめ細かく収集してその兵力を分析する 
謀略活動:敵の兵力を低下させる術 
依頼に応じてこれらの活動を行う。むしろ戦いを避けつつ裏工作を行うのがメイン 
忍者の思想は、
依頼に応じた仕事をこなし、報酬を貰う。自分より強い相手とは真っ向から挑まず、兵力を低下させてから戦う。日頃から敵の情報をつかみ、戦わずして敵に勝つ方法を考えている。合理的に物事を考える忍者は、知力による戦術を宗とし、武力による戦術は愚とした。任務遂行の際は情報を持ち帰るため生還することが優先される。ことを果たせば真っ先に退却するのが常。戦闘になった場合は、生き残ることが最優先されるため、必ず勝つための戦法、目潰し、薬物攻撃、急所攻撃、関節技といった反武士道精神の攻撃を使用する。
ざっとこんなところ ハッキリ言って考え方は卑怯。でも、その時代 生きるか死ぬかルール無用の世界では、現代人の常識は通じない。それが超人と言われた由縁ですな。しかし舞台「KiZuNa」では案外フェアかも。あまり卑怯なことばかりやると芝居が壊れるしね。

デハ!!