武士道第六陣公演『宮本伊織~震える心~』
無事に終演いたしました
ご来場いただいた皆様、応援してくださった皆様
誠にありがとうございました!!
6月の主演公演から1カ月後に直ぐに稽古に入り
主演の次という事でまったく気が抜けない状況で臨みました
賭場を仕切る渡世人の親分・七兵衛
普段は賭博にて生計を立てているが
この場でかわされる人々の会話の中から
裏の情報提供をも商売としている
ある日、常連の桐生が人探しの依頼を持ってくる
依頼料は1千両
人探しだけで1千両とは妙に胡散臭いが
ひょんなことから、お尋ね者が賭場に転がり込んでくる
子分達が売っていた団子を無理やり喰わされた無一文の宮本伊織が
たかだか20文の支払いの為に賭場にやってきて
剣の腕を見込んだ七兵衛が用心棒を依頼する
伊織は自分が助けた男装の女子を賭場でかくまうのを条件に
用心棒を受け入れる
その男装の女子が、お尋ね者の菊丸だった
菊丸は安芸の国の姫君であり、御家騒動にて祖国を追われる身となっていた
突然転がり込んだ甘い話に策を練る七兵衛
菊丸は伊織が守っている
伊織は一文無し
出した答えは500両を伊織に渡し
菊丸を桐生へ引き渡すこと
引き渡しは子分の男衆を利用し菊丸に桐生を引き合わせる
子分達は七兵衛の言葉通りに動き、桐生一党に殺される
伊織は七兵衛の行動に激怒
残りの子分達は金と引き替えに売った七兵衛に失望する
伊織は、親分と子分が互いに築き上げて来た絆を
いとも簡単に壊すことは許さないと諭し七兵衛は目を覚ますが
桐生から伊織に果し状が届き、伊織は菊丸救出に向かう
その間、賭場が桐生の残党に襲われる
七兵衛は罪滅ぼしのために命を掛けて一人で子分達を守り抜く
伊織は桐生を倒し、菊丸を助け出す
時が立ち、それぞれが旅立ち終幕

七兵衛は、善にも悪にも大きく心が揺れる役どころでした
今回は主役が生き残りハッピーエンド
そして『絆』をテーマとして人情喜劇でした

今回の公演は
初日から2回公演
3日連続2回公演の超体力勝負
4日間で7回という怒涛の公演でした
次回はまた1ヶ月後から稽古
2013/1/24~27
彩の国さいたま芸術劇場だ!!
デハ!!