先日観た舞台で
遺産相続の候補者達が集まり
何やらやりとりすることで
相続にふさわしい人間を決めるというような
お話だったが
結局何の表現だったのか、
淡々と終わってしまってよくわからない
相続の候補者というのは
本人の孫なのだが
孫はある事情により施設で育てられ
身元がわからなくなってしまったために
同じ名前で同じ境遇にある人間を集めたのだという
候補者は本当の孫だと思わなくても遺産目的だったりするわけで
それに向かって醜い争いが展開されると思いきや
それぞれの拘りはあまり色濃くなく
主人公が出生のことを知りたいという人間がいなければ
家族を持つことへの憧れもあるわけでもなく
感情の上げ下げがないので
ラストで主人公が恋人との結婚を受け入れても
特に感動的じゃなかった
だから何を表現したいのかなと終わってから思った
ま、知り合いが出てた舞台だけどね
デハ!!