リアルな喫茶店にて | 大次郎 侍心 SAMURAI-HEART

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本物の喫茶店を使って
喫茶店に来るお客たちの物語だったんだけど
このリアルさが生かされていなかったことが
非常に残念


本物の喫茶店という場自体がリアルなのに対し
これから始まるものが
限りなく喫茶店にありがちな風景が表現されるのだと
期待したのですが
登場人物達が、現実の喫茶店では
やりそうにない行動をしてしまっていたので
喫茶店にお茶を飲みに来る人が
客に見えず
お茶を運んでくる人が
店員にも見えず
喫茶店という場が「劇場」
そして登場人物が「役者」に見えてしまったため
場所がせっかくの本物の喫茶店であるリアルさがないと感じ
少々興ざめた訳です


やりそうにない行動というのは
簡単に言うと
喫茶店で話す声にしては比較的大きかったり
周りを気にしない発言をしたり
聞き手を気に掛けずに勝手気ままに喋ったり
そんな人はあまりいないだろうなというようなこと


芝居には演出の意図があったにせよ
本物の喫茶店を使うというところに
意味があったのかがよく分かりませんでした
物語の内容は
喫茶店にお茶を飲みにくる客同士に
恋心があったり尊敬があったり疑惑があったり
店員には夢があったり、それを客が応援してたり
いい材料があったんですけどね
もったいないと思いました


デハ!!